なんで? ― 2011年10月21日

先日「麦の穂」に行った後、国道439号を松原から大正方面に走っていて走っていて見かけました。
画面中央右、分かります?
画面中央右、分かります?

茶目っ気があって、かつ効果的。「子供飛びだし注意」だと思うんですが、これ、夜中だったらちょっとぎょっとしますよね、多分。
追伸:先日NHKで「酷道マニア」と称する二人組の男性が439号線を走覇する番組を見ました。多分あの二人もこの人形にぎょっと(あるいはゾッと)したことでしょう。
四万十 季節外れの増水 ― 2011年10月22日
季節外れの集中豪雨で、四万十は増水中です。



すっかり一面水浸し。
昨夜は一条通り付近の約百戸が排水溝から逆流してきた水で浸かったそうです。時間雨量101ミリはちょっと尋常じゃないですね。やっぱり天気がちょっと変です。
昨夜は一条通り付近の約百戸が排水溝から逆流してきた水で浸かったそうです。時間雨量101ミリはちょっと尋常じゃないですね。やっぱり天気がちょっと変です。

だいたいこの雲。
秋の雲じゃないですよね。
秋の雲じゃないですよね。
和をもって・・・ ― 2011年10月23日
今日は昼から、村の収穫祭(という名目のお客)。
午前10時から集まって、みんなでごとごと準備をしました。


それから芋汁を作ったり

ガネ汁を作ったり、

羽釜でご飯炊いたり、

竹を削って箸を作ったり、

ガネを茹でたり、

さらには一人一品持ち寄りですから、すごい御馳走。
鯛飯や

サマツご飯のおむすび

焼き銀杏、

今釣れてるウルメの酢締めに、川エビ、

とにかく御馳走づくし。

通りがかったよその人も呼び込んでの大お客。
飲んで食べてみんなでおおいに楽しみました。

ほんまええ村。
ただいま~、いってきま~す ― 2011年10月24日
先日夫婦で大正に行った時のこと、長女が学校から帰ってくる時間に帰りが間に合いませんでした。帰ってくるとポストになにやらあります。

長女のメモです。

お母さんへ
今日友だちとあそぶ
のでいっかいでか
けてまたも
どります。
玄関先はやっぱりこの光景。
今日友だちとあそぶ
のでいっかいでか
けてまたも
どります。
玄関先はやっぱりこの光景。

子供はこうじゃなくっちゃ。
イノシシ出没中 ― 2011年10月25日
ここ四万十も秋が深まって、もう木の実類もだいぶ終わりです。写真は次女と長男が通う保育所への道ですが、はやちょっと寂しい感じになってきました。

道の端を見ると

あちらこちらほじくり返した痕が・・・

もちろん犯人はイノシシ。道端の落ち葉の下などにいるミミズをほって食べているんです。
かつては一冬に2・3頭獲れるか獲れないかだったそうなんですが今や下手をすると山では人よりイノシシの方が多いかもしれません。
かつては一冬に2・3頭獲れるか獲れないかだったそうなんですが今や下手をすると山では人よりイノシシの方が多いかもしれません。
藁って、ぬくいね。 ― 2011年10月26日
四万十は秋も深まり、日中でも少し冷やいような気候になってきました。こうなると変温動物はつらい。少しでもぬくいところを探します。
やっぱりお日様が一番ですが、藁なんか敷いてあるともっといい
やっぱりお日様が一番ですが、藁なんか敷いてあるともっといい


ね。リラックスしてるでしょ。
これ、シマヘビだからいいですが、この時期になると、こうやって藁の間や下に入っているクチメ(マムシ)に注意しなくてはいけません。迂闊に藁の下に手なんか突っ込んだり踏んづけたりしたもんなら大変なことになります。ムラの魚屋の奧さんは、稲刈りで藁を集めていてクチメに噛まれ、三途の川を渡りかけたそうです。
その辺にある藁には注意しましょう。
これ、シマヘビだからいいですが、この時期になると、こうやって藁の間や下に入っているクチメ(マムシ)に注意しなくてはいけません。迂闊に藁の下に手なんか突っ込んだり踏んづけたりしたもんなら大変なことになります。ムラの魚屋の奧さんは、稲刈りで藁を集めていてクチメに噛まれ、三途の川を渡りかけたそうです。
その辺にある藁には注意しましょう。
耕耘機に挑戦 ― 2011年10月27日
今日は上の田圃を畑にするために耕耘機でたたきました。
最初はトラクターでする予定だったんですが、ハンドアクセルは壊れているし、ロータリーが変な音はするしで中止。急遽耕耘機に。妻は耕耘機初挑戦。本人が心配していたよりずっとコントロールできていました。

昼食は先日妻が我が家のバジルとニンニクで作ったジェノバペーストのパスタ。

これを食べている最中、2件の動物系の出来事がありました。
一つは鶴が飛んでいったこと。北から南に向かって鳴きながら飛んでいきました。姿は確認できませんでしたが、声からして間違いありません。二つ目はイノシシの子(ウリ坊)が姿を見せたこと。妻は最初猫かと思ったそうです。
イノシシと猫は間違えんろう・・・。
一つは鶴が飛んでいったこと。北から南に向かって鳴きながら飛んでいきました。姿は確認できませんでしたが、声からして間違いありません。二つ目はイノシシの子(ウリ坊)が姿を見せたこと。妻は最初猫かと思ったそうです。
イノシシと猫は間違えんろう・・・。
脱穀狂想曲 ― 2011年10月28日
昨日のこと、耕耘機で下の田圃をたたいていると、大家さんの奧さんがやってきました。
「 もうそろそろお米乾いたがやない? 」
我が家の米は天日干しです。
調べてもらえます?というと、米を前歯で齧って、
「 あ~、こりゃいかん。13.5%やね~。 」
といいます。正確には農協に持っていって水分計で計ってもらうんですが、籾を剝いた時の剥げ具合と、米を噛んだ時の感じでだいたい分かるんだそうです。理想的な水分量は15%。(脱穀前で14.5%)。奧さんのアナログ水分計が正確なら過乾燥です。水分過多も米の品質低下を招きますが、過乾燥もまた然り。しまったと思いました。1年間の苦労が・・・(といってもそれほどは手間かかってませんが)。
慌てて妻が農協に計りに行きました。
結果はぼっちりの14.5%(実はその前に奧さんも計りに行ってくれて、やっぱり14.5%でした)。
ということで急遽今日も休みをもらって脱穀。昼から雨の予報だったので、時間との勝負です。ところが、大家さんのハーベスター(我が家はほとんどの機械を大家さんに借りています)の調子が今ひとつ。結局油を差したり何だりで脱穀開始が11:00。今にも雨が落ちてきそうな空模様です。と、そこへ近所のTさん夫妻が来てくれて手伝ってくれました。大家のYさんも手伝ってくれました。おかげで作業は昼前に終了。お願いしたわけではないんですが、ふらっと来て、手伝ってくれる、そんな人たちの中で暮らしている有り難さをあらためて感じました。
皆さんホントに助かりました。ありがとうございました。
下の写真は脱穀作業終了後のものです。作業中の光景はあまりに忙しくてとても撮れませんでした。それにご覧のように、道路交通法上問題ないとも言えませんしね。

脱穀が終わった藁は、十束ひとまとめにして、先日おばあちゃんと作ったイソで束ねます。

こんなかんじ。

この藁は、あとで明神水産に十束一把150円で持って行ってもらいました。明神さんは藁焼きの鰹のたたきで有名な、佐賀の水産会社です。おまけに鰹のたたき真空パックもくれました。
夜は脱穀のあげ。刺身やもらった鰹のたたきで大宴会。
夜は脱穀のあげ。刺身やもらった鰹のたたきで大宴会。

うどんに

それにやっぱりおにぎりも。

ただ、私はこの後家庭教師があったのでお疲れの一杯はおあずけ。でもいいんです。白飯 丼で三杯もらいましたから。
やっぱりここの米は美味い!
やっぱりここの米は美味い!
アカメ?ありゃ~イカンぞ ― 2011年10月29日
先日の昼休み、四万十川河口の初崎漁港に行ってみました。
いつもいるここの主のようなおんちゃんと、あまり見かけないおばちゃんが釣りをしてました。おばちゃんは三日前から来るようになったそうです。釣れていたのはコノシロにエバ(ギンガメアジ・カスミアジの幼魚)、シマアジの子、ホトケウオ、それに鰯がちらほら。コノシロは甘露煮にして、エバは煮付けて食べるとおばちゃんが言ってました。

釣っている最中、魚の気配がぴたっと止まった瞬間があったんですが、その時水面ではねた魚がいます。アカメです。
おんちゃんが言いました。
「ありゃっ、アカメじゃ。この間人がせっかく釣ったチヌに食いついたけんアカメと引っ張りっこしたぜ~。『こりゃぁ、返せ~』いうて引っぱったらもんてきたけんど、ばっくり身が盗られちょったぜ。ありゃ~、いよいよイカンことするがやけん・・・。」
「ほんにアカメはわりことするねぇ。」
おばちゃんが同調します。
「幻の魚いうけんど、○○(資源保護のために一応伏せておきます)で潜ってみよ。あんなもんなんぼでもおるいうぜ。××(私の知らない人の名前)がいうちょった。」
へぇ~、アカメってそんなにいるんだ。それがホントなら私としては嬉しいんですがね。
レンゲが生えたよ ― 2011年10月30日
私の住む地区の稲は軒並み豊作だったようです。どの人に聞いても今年はよくとれたといいます。原因として当然天候の具合があるんでしょうが、もっと絞ると、今年の冬は記録的な少雨で、どの田圃もレンゲがよく茂ったことがあるんだと考えています。実際、レンゲがよく育った田圃に例年通り肥を入れた人は、軒並み倒していました。裏を返せばレンゲの肥がそれだけ効いたということだと思います。
そのレンゲ、我が家の田圃はもう生え始めました。朝日が当たるとレンゲの葉に付いた朝露が反射して、そりゃぁきれいです

太陽を背にすると、高山なんかで見られるブロッケン現象みたいになります。

来年も豊作、期待できるかも。
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