脱穀狂想曲2011年10月28日


昨日のこと、耕耘機で下の田圃をたたいていると、大家さんの奧さんがやってきました。
「 もうそろそろお米乾いたがやない? 」

我が家の米は天日干しです。
調べてもらえます?というと、米を前歯で齧って、
 「 あ~、こりゃいかん。13.5%やね~。 」
といいます。正確には農協に持っていって水分計で計ってもらうんですが、籾を剝いた時の剥げ具合と、米を噛んだ時の感じでだいたい分かるんだそうです。理想的な水分量は15%。(脱穀前で14.5%)。奧さんのアナログ水分計が正確なら過乾燥です。水分過多も米の品質低下を招きますが、過乾燥もまた然り。しまったと思いました。1年間の苦労が・・・(といってもそれほどは手間かかってませんが)。

慌てて妻が農協に計りに行きました。
結果はぼっちりの14.5%(実はその前に奧さんも計りに行ってくれて、やっぱり14.5%でした)。

ということで急遽今日も休みをもらって脱穀。昼から雨の予報だったので、時間との勝負です。ところが、大家さんのハーベスター(我が家はほとんどの機械を大家さんに借りています)の調子が今ひとつ。結局油を差したり何だりで脱穀開始が11:00。今にも雨が落ちてきそうな空模様です。と、そこへ近所のTさん夫妻が来てくれて手伝ってくれました。大家のYさんも手伝ってくれました。おかげで作業は昼前に終了。お願いしたわけではないんですが、ふらっと来て、手伝ってくれる、そんな人たちの中で暮らしている有り難さをあらためて感じました。
皆さんホントに助かりました。ありがとうございました。

下の写真は脱穀作業終了後のものです。作業中の光景はあまりに忙しくてとても撮れませんでした。それにご覧のように、道路交通法上問題ないとも言えませんしね。
脱穀

脱穀が終わった藁は、十束ひとまとめにして、先日おばあちゃんと作ったイソで束ねます。
イソで藁束を束ねる
こんなかんじ。
藁束
この藁は、あとで明神水産に十束一把150円で持って行ってもらいました。明神さんは藁焼きの鰹のたたきで有名な、佐賀の水産会社です。おまけに鰹のたたき真空パックもくれました。

夜は脱穀のあげ。刺身やもらった鰹のたたきで大宴会。
脱穀うちあげ
うどんに
脱穀うちあげ
それにやっぱりおにぎりも。
脱穀うちあげ
ただ、私はこの後家庭教師があったのでお疲れの一杯はおあずけ。でもいいんです。白飯 丼で三杯もらいましたから。
やっぱりここの米は美味い!

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