11号の影響2014年08月20日

みなさんご心配いただきありがとうございます。
台風11号、久々の台風直撃で、四万十川流域も各所で被害が出ました。浸水は各地でありましたし、もう復旧しましたが、西土佐・窪川で断水。四万十市で大きな崖崩れがあり道路が当面通行止め。そして沈下橋が三本落ちました。上流から、若井、里川、そして長生です。里川はここ近年で2度目。長生に至っては3度目です。

若井沈下橋流失

台風後も雨模様の日が続いており、水がなかなか引きません。
先日のこと、その増水した中、若井沈下橋で水遊びをしている人を車から見かけました。私が通りかかったときは日に焼いているだけでしたが、一応声をかけようかどうしようか、気にしながらついついわき見運転。ふと前を見るとはみ出し禁止車線をまたいで対向車線へ。また、よりによってやってきた対向車がパトカー。すぐに止められて「飲んでませんよね?」ええ、もちろん飲んでません。事情を話すと、「ソリャいかんですね。分かりました、私たちが声をかけておきます。でも、今度からは車を止めて川を見るようにしてくださいね。」ごもっともです。気を付けます。

この夏、四万十川ではすでに二人の命が奪われています。
来てくれる人にとって、四万十川のいい思い出だけが残るように、四万十川で悲しい思いをする人がなくなるようにしたいものです。

ウチの居候2013年11月10日

我が家の居候をご紹介します。

↓こいつです。

↓こいつ。

↓こいつ。

何かお分かりになりましたか。
アナグマです。
どうもウチの横の倉庫に寝泊まりしてるらしい。

アナグマの肉って、聞くところによるとうまいんだそうな。
聞くところによると、ですが。

梅が咲いた2013年02月07日




ここのところの暖かさで、うちの庭の梅も咲き出しました。
夕方あたりからまた冷え込んできましたけれどもね。

はるか?2013年02月02日

昨日今日と四万十は春を思わせる暖かさ。最高気温は20℃をかるくこえていたでしょう。生き物たちも完全に勘違い。昨夜は蛙が鳴いてましたし、ゴキブリのも久々に出てきました(そうはいってもまだ寝ぼけてるのか、あの俊敏さはどこへやら、楽々手で捕まえられるのろさではありましたが)。今日は蝶も飛んでましたよ。
せっかくなので、子供たちと散歩。


またすぐ寒くなるはずですけどね。佐田のあたりはもう梅が開花してました。

その後クボタの展示会へ行ってちょっと大きな買い物をして、ちょこちょこ用を済ませて帰ってきました。

明日は少しは農作業できるかな。

四万十初雪2012年12月10日



我がムラでは、今年初めて雪が積もりました。
南国土佐とは思えないほど寒いです。
先日の柚子絞りで出た柚子の種を袋に入れて風呂に入れました。そのお肌ズべスべ効果に家族一同感心。温まり方も違ったように思います。柚子種万歳!

フィールドサイン2012年12月08日

今日の四万十は雪が舞う空模様でしたが、R439を越えて旧大正町で動物のフィールドサインを観察してきました。

モグラやネズミの穴を調べたり、食痕や糞を見つけて何がいるのかを推測します。ここにはヤマセミの巣穴もありました。

これはお茶堂の床に落ちていた、おそらくはコウモリの糞。
それが何コウモリかまでは分かりませんでした。

こちらは入り口を何か小動物が囓った痕がある巣箱。歯痕の大きさからいってモモンガではないかと言っていました。

この後、鹿の骨をいくつも発見。どうも猟師が獲物を解体した跡らしいです。

よ~く見ると、いろんなことが分かるもんですね。

四万十 寒波到来2012年12月06日

四万十は寒~い一日でした。
明日はもっと寒いとのこと。畑に置いたままの里芋がこのままでは凍ってしまう。仕事から帰って妻と二人大急ぎで土をかぶせました。ほんとはそれに藁をかけたかったけど、一年で一番日没が早いこの時期、さすがに間に合いませんでした。
里芋、まともに作業ができる週末まで何とか保ってくれればいいんですが。


カンタロウの群れ2012年11月29日

溝をさらっていて、溜まった落ち葉の中から大量のかんたろうミミズが出てきました。いちいち数えませんでしたが、40匹近くはいたと思います。場所はしまんとがわも河口に近い深木地区。
このミミズ、標準和名はシーボルトミミズ。未だに生態が不明な部分が多いミミズです。寿命が2年で、2年ごとに全個体が一斉に卵から孵化し、一斉に死亡するという全く世代の重ならない生活を送っていることは分かっているらしいです。確かに今日出てきた個体はすべてが子供、未成熟な個体でした(ちなみに成熟個体、未成熟個体の判別はいわゆる「はちまき」があるかないかで簡単にできます。あるのが大人、ないのが子供です)。ところが、足摺岬や大月町で行われた調査では成熟個体が決まって偶数年(西暦)に発見されているそうで、お隣の町とこの町の発生年がずれているのもまた不思議。

ピィ2012年11月08日

たった今し方のこと。
庭先でピィピィ鳴く(叫ぶ?)声がするので
「やかましいわっ」
と打って出てきました。
ライトを照らしながら声の方に進んでいくと、光る四つの点。ライトに照らし出されたのは二頭の鹿。かなりの大きさです。
今までさんざんイノシシにはやられてきましたが、家の前にまで鹿が来るようになったのは今年から。そもそも私たちが引っ越してきた頃はまだイノシシの被害すらほとんどありませんでした。
いよいよ来たかという感じです。
狩猟免許取るシカないか・・・。

天敵農法2012年10月08日

先日植えた茎ブロッコリー。この時期でも虫に食われるので不織布でトンネルしてあります。それでもコオロギや根きり虫の食害を受けるので、対策にそのあたり一帯にいるカマキリや蛙を捕まえてはトンネルに入れています。天敵による対策です。
 
カマキリは藪に行けばいますが、畑にそんなにいるもんじゃありません。でも、蛙ならたくさんいます。主にいるのは土蛙とトノサマガエル。ピョコピョコ逃げ回る蛙さんを追い掛け回している41歳のおじさんは、傍から見たら「見なかったことにしておこう」という姿に違いありませんが、こちとら大真面目。おいしい茎ブロッコリーが食べられるかどうかの分かれ道なんです。

ところが今日のこと、わが愛すべき蛙君たちの姿が不織布トンネルの中からきれいに消えていました。あんなに捕ったのに。あんなにピョコピョコ跳ね回ってたのに。

犯人はすぐにそれと知れました。不織布の中を見ていくと、一匹のシマヘビ。およそ50センチ。人の気配に驚いて逃げようとするも、トンネルから出られず右往左往するばかり。こちらとしても出て行ってほしいのですが、行ってほしい(出入りができる)方にはどうしても行きません。仕方ないので脅して追い込もうとしたら、脅しすぎました。開き直って臨戦体制をとっています。「怖くないよ~」と捕まえようとしたらみごとにカプッと噛まれました。蛇に噛まれるなんざあ、いつ以来でしょう。妙に懐かしくなりました。なに、歯はあることはありますがシマヘビです。毒はありません。そのまま首根っこを押さえてさようなら。脇にある用水路に帰っていきました。もう来ないでね。