駅伝大会 → 家祈祷2013年02月17日

今日は宿毛の運動公園で第六回四国西南地区小学生駅伝大会がありました。長女が選手に選ばれたので一家で朝から応援です。

スタート前の緊張の瞬間。

スタート。

長女C子は二区を走りました。
よく頑張りましたよ。

我らが小学校は参加27チーム中11位。
上等だと思います。


さて、今日はまだ終わりません。
帰ってきてから班の家祈祷。昼から各自一品持ち寄ってのご近所の飲み会です。今日もおでんや焼き鳥、づがに 、鰹の刺身、等々すごいご馳走が並びましたよ。

木馬道のあげ2012年12月25日


今日はSさんの家の囲炉裏で先日の木馬道探検のあげ。
道案内をしてくれたOさんがシシ汁と焼き肉用イノシシを用意してくれて、みんなで一杯やりました。
「みんな食うおもうて、一人500で計算して持ってきてあるけん。全部食べきるまでいなさん(訳:帰らせない)ぜ。」
よく聞いてみると、10人と読んで5キロの肉を用意してくれたとか。集まったのは8人ですから一人500グラムどころではありません。
この肉、ひとつも獣くさくありません。
濃いめに塩こしょうするとビールがとまりません。
「さて、今度はどこを歩こうかねぇ。」
今夜も楽しく飲めました。

盛りだくさん日曜日2012年12月02日

日曜日の今日、妻と私は小中学校PTAのスカッシュバレー大会へ。子供たちは長女の同級生の家で預かってもらいました。午後から子供たちは近所の家のクリスマス会へ。楽しかったようです。
夜、私はスカッシュ大会のあげへ。7時に妻と入れ替わって、今度は妻が別の飲み会へ。と、そこへ隣のNさんから電話。
「 鮎食べにこん? 」
晩ご飯のカレーを腹一杯食べたはずの子供たち即答。
「 鮎、食べたーい。 」
遠慮なくいただきに行ってきました。話には聞いていましたが、今年の落ち鮎は太い。お腹には卵がぎっちり。美味かったことは言うまでもありません。ごちそうさまでした。


メジカラッシュ2012年09月12日

今日、子供たちは運動会の総練習。小学生、中学生、保育園児みんなが集まっての練習です。一日運動会の練習をして、ヘトヘトになって帰ってくるかと思いきや、帰ってくるなり今日もまた遊びに出掛けたようです。元気で何より。
私は四万十町に行って自然観察と生物多様性を生かしたまち作りの提言のための会議に出席してきました。詳細はいずれ報告できたらと思います。

それより今日書きたかったのは、夕方帰ってきてからのこと。
四万十町から帰ってきて、大豆の畑を見回りしている時に電話。酒菜 日代峰の大将からです。
「遅うなってすまんけんど、メジカ取りに来ん?今もんたがよ。」
午後どれのメジカですか。勿論いただきます。
大豆をいくつか株ごと引っこ抜いて、物々交換してきました。

昨日のメジカも勿論おいしかったんですが、今日のはもっとビリビリ。美味かったのは言うまでもありません。あまりの弾力に子供たちはかみ切れなかったほどです。それにしても、今日は貰った量もすごかった。40リットルクーラーいっぱいですから、うちだけでは食べきれません。近所数件にもおすそ分けしました。
昨日、遅ればせながら今年初めてのメジカの刺身を食べましたが、今日もまたメジカ。明日もメジカな気がする・・・。嬉しいけど



初物 メジカの刺身2012年09月11日


メジカの新子
平野のMさんが今朝どれのメジカ(標準和名マルソウダガツオ)をわざわざ持ってきてくれました。平野から我が家まで、決して近くはありません。「釣れたけん、とりにきたや。」ならまだしも、持ってきてくれるとは。
「スミマセン、もらう話でなんですが、いただきに伺いますから。」
というと、
「かまんかまん、この間も来たがやけんどおらんかったけん。」
えっ、空振りまでさせてたんですか。
重ね重ねスミマセン。いつもありがとうございます。

ここ四万十には、他人のために自分の時間を使えるこういう人たちがそこにもここにもいます。そこには give & take も損得勘定もありません。宗教的に言えば「無私」だとか、「利他」だとかいうことになるんでしょうが、信仰によるものではありません(と思います)。長年培われてきたお接待文化が浸透しきっているんでしょう。してもらったこちらが恐縮してしまうようなできごとが屡々あります。こういう人の繋がりが、この街の良さであり強みだとつくづく思います。

今が旬のメジカ新子は足がはやくて、今朝どれは昼に、夜食べるのは昼から取ったものでないとダメだとすら言います。たしかにそのくらいあっという間に味が変わる。ビリビリのメジカはモチモチとした弾力のある身で、甘みのある鰹みたいな味とでも言えばいいんでしょうか。同じく今が旬のブシュカンと合わせて食べれば箸が止まることを知りません。
美味さが保つ魚だったら県外に高値で出せること間違いない美味さなんですが、地でないと食べられない。
勿論このメジカ、美味かったですよ。地元ならではの至福の味。
Mさん、ごちそうさまでした。
(またくださいね。こんどは取りに行きます。)

椿食堂(四万十町)2012年08月27日

四万十町(旧窪川)にある椿食堂をご紹介します。
画像がなくてなかなか書けませんでした。白銀大明神のすぐ脇にあるこの店、国道56号を通っていてそのたたずまいを気になっている人も結構いるのではないでしょうか。

まず、外観。いかにも街道沿いの食堂なんですが、残念ながら写真を撮りそびれました。
中はこんな感じ。
「おばちゃん、写真撮らせてもらってかまん?」
と聞くと、照れて笑いながら
「かまんけどこんな店撮っても仕方ないぜ~」
いや、仕方ないことないですこの雰囲気。まさにTHE食堂です。
外観を撮りそびれたのがつくづく惜しまれます。
四万十町 椿食堂

四万十町 椿食堂

四万十町 椿食堂

この日はもう夕方近くになっていったので、おかずがこれしかありませんでした。鶏肉に大葉を巻いて揚げた唐揚げとポテトコロッケ。
四万十町 椿食堂
ここのお店、まず米が美味いです。基本的に幡多の食堂は米が美味くなければやっていけないと言いますが、さすがはブランド米・仁井田米の産地、しかもその米を売っているだけのことはあります。米が美味い。

そしてそして、中華そばも美味い。
あっさりしょっぱめの、食堂の中華そば。
ラーメンというよりは、メニューにある通り、やっぱり中華そば。
四万十町 椿食堂のラーメン
↑ちなみにこの日は中華そば大盛り。

時間があればカレーライスも食べたかったな。

もんて来た実感2012年08月26日

今日は(も?)お隣のNさん家にお呼ばれ。

今日のご馳走は、

マグロのカブト焼き

すごいでしょ。鮪の兜焼き。このほかにカマ焼きもありました。
Nさんが昼からドラム缶窯で焼いてくれました。
いつもながらご馳走様です。

さらにさらに、
四万十川産天然鰻の蒲焼き
四万十川(支流)産天然うなぎ蒲焼。
いつもながらご馳走様です。

当たり前のうまさです。
もちろんほかにもご馳走(とお酒)がずらり。
いつもの騒ぎ。

妻も子供たちも、
「あー楽しかった。もんて来たって実感するね。」
だって。

この飲み会がこのムラのアイデンティティー?

ガネミソ作り2012年08月12日

今日は明後日の盆踊りで売るガネミソを作りました。ガネミソとはこのムラの伝統食で、ガネ(ヅガニともいう。標準和名モクズガニ)でつくった薩摩揚げのようなもの。他の地域ではあまり見かけません。西土佐の一部と、大正にもたしかあったかな。
昔の保存食ですからしょっぱくて、ビールがすすみます。この辺りの人は夏ばてでもガネミソがあれば飯が食えるといいます。
材料は、

ガネ(適量)
糠(適量)
ニンニク(適量)
生姜(適量)
卵(適量)
塩(適量)
油(適量)

以上です。上の適量は(適当)と言い換えていただいて結構です。

では、その作り方を。

まず、ガネ(ヅガニ=モクズガニ)を用意します。
ヅガニ

ヅガニ
気をつけないと逃げますので注意して下さいね。

挟まれないように気をつけながら解体します。さばくというより、解体といった方がふさわしい作業。ちょっと可哀想ですが、ガネは死んだものは自己消化してすぐ食べられなくなりますから仕方ない。まずハサミを取り、甲羅を外し、足の先に付いてる爪を切り(食べてる時刺さると痛いので)、エラ、口の周りの固い部分、褌と呼ばれるお腹の蓋みたいな部分を外します。
ヅガニの解体

甲羅の味噌は集めて、卵と合わせておきます。
ヅガニの調理


体の腹側の部分と脚(爪を除いたもの)を臼で搗きます。この時よ~く搗かないとあとで口の中に刺さるのでしっかりと。
ガネミソ作り

先ほど別にした蟹のミソと卵を合わせたもの、糠、ニンニク、ショウガ、塩を合わせて、さらによく搗きます。
ガネミソ作り
ポイントは塩加減とつなぎの糠の量なんですが、私ごとき初心者にはなんとも申せません。それでも強いていえば、糠の加減はエチケット袋の中身ぐらい(だって似てるんだもん)・・・・よりちょっと固め。揚げ物にする魚のすり身よりちょっと柔らかめ。少しタップタップするくらいの感じ。う~ん、これ以上語彙がありません。塩加減は揚げてみて味見して決めます。最初から入れすぎないように。あ、それから大切なことですが、沢ガニも含めて淡水の蟹には肺ジストマを引き起こす吸血肺虫(きゅうけつはいちゅう)という恐ろしい寄生虫がいます(蟹が好物のイノシシにもこの寄生虫はいます。だからイノシシもしっかり加熱調理して下さいね)のでくれぐれも生で口にしないでください。調理の際にもしっかり火を通すことが肝要です。調理した後のまな板や包丁等もしっかり熱湯等で殺菌して下さいね。
上海ガニの亜種ですからとても旨い蟹ですが、その点だけはくれぐれもご注意を。

さて、調理も大詰め。上の臼の中で合わせたものを(温度が高いとすぐ焦げる)120℃~130℃の低温でしっかりと揚げて
(しっかり揚げて下さいよ。でも揚げすぎるとカスカスになります)
ガネミソ作り

できあがり。
ブシュカンを絞って食べたらなおのこと美味い。
ガネミソの完成
ほんま、ビールがすすみます。

忙しかったです2012年07月30日

忙しい週末でした。

日曜日に田役(田圃の共同作業)がある予定だったんですが、土日が予定で埋まっていたので金曜日に一人草刈り。夕方水路周りの草を刈りました。

土曜日は終日旧大正町でミミズと土壌生物についての勉強会。
土壌微生物の勉強会

妻から早めに帰って来いと電話があったので帰ると、
合同誕生会
大家さんの奧さんと、うちの次女と、それから私の合同誕生会。
3人が同じ誕生日なんです。今年は事情があって、少し遅めの合同誕生会。コジャンと飲みました。食べました。

あ、その前に旧大正町の「三谷食堂」でラーメン食べました。
やっぱり美味かった。
私はこのラーメン食べるためだけに大正まで行ってもいいです。
実際に行きます。
三谷のラーメン


翌朝、3時過ぎに家を出て、大正で4時半から野鳥の観察会。
ヤイロ鳥、一声だけ鳴きました。赤ショウビンも二声だけ。他にはアオバトやトラツグミ、リュウキュウサンショウクイ、ブッポウソウなんかも鳴きましたよ。
野鳥観察会

そのあと、親子自然観察会に参加して、
親子自然観察会

親子自然観察会

帰ってきたら、今度は鰻パーティー。
天然鰻てんこ盛り
四万十川産天然ウナギの蒲焼き、鮎の塩焼き、鮎飯に始まり、鰹の塩たたき、ヨコの刺身、イカ焼き、焼き鳥等々御馳走の山また山。おまけにこの日は
生ビールパーティーだ
生ビールまで!
もう言うことなし。
一家全員超腹パンチクになってもんてきました。
おまけにみやげに鰻。今夜もう一度鰻丼!

今日はといえば、あんまりに暑いので、体をクールダウンさせに子供たちと川へ。エビを手づかみで獲ったり、泳いだり。次女U子は飛び込みに挑戦。度胸のあるU子は最初から上手に飛び込みできました。長女には立ち泳ぎを教えてやりました。もうマスターしましたよ。
川から上がった後の農作業はチトしんどかった・・・。水から出るとどうしてあんなにからだが重いんでしょう。
でもね、今日の夕飯も鰻丼。昨日もらって来た四万十川産天然鰻の蒲焼きが乗っかった鰻丼大盛り。
その旨さに疲れも吹っ飛びました。

ろくやた2012年07月24日


ろくやた

久しぶりにこの辺りの郷土色をご紹介します。
「ろくやた」 
です。
鰯のおからずしですが、鰯で作った時だけ「ろくやた」といい、鰺なんかで作った時は「鰺のおからずし」といいます。
(なぜ「ろくやた」かはまだ知りません。調べておきますね。)
おからは甘酸っぱい味付けがしてあって(柚子で風味が付いていることも)、鰯も酢で締めてあります。
写真は先日隣のNさんにもらったもの。
酒のアテにぼっちりの味。