縄文人2011年10月13日

我が家の前には、大家のYさんの栗畑があります。
その東には、田圃を借りているNさんの栗畑があります。
どちらの栗も「拾ったや。」と言ってもらっています。

妻は栗が大好物。
栗を料理するのも大好き。
だから栗拾いも大好き。

キノコ取りに行きつけるとやがてキノコだけが目に入るいわゆる「キノコ目」になりますが、妻の目はさながら「栗目」。その集中力たるや、他の追随を許しません。落ち葉と草の中から栗だけを見分け、即座に虫食いかどうかを見極め、籠に入れていきます。
沢山拾った時はうれしさをこらえきれないと言った風で一人悦に入っています。

多分縄文人ってこんな感じだったんだろうなと思います。

今日は拾った栗で渋皮煮を作っていました。
栗の渋皮煮

こんな風に煮物になって出てくることもあります。
栗の煮付け

  静かな 静かな 里の秋
  お背戸に 木の実の 落ちる夜は
  ああ 母さんと ただ二人
  栗の実 煮てます いろりばた

今になってあれ?この歌こんな歌詞だったっけと思いますが、
続きがあるんですね。

  明るい 明るい 星の空
  鳴き鳴き 夜鴨の 渡る夜は
  ああ 父さんの あの笑顔
  栗の実 食べては 思い出す

  さよなら さよなら 椰子の島
  お舟にゆられて 帰られる
  ああ 父さんよ 御無事でと
  今夜も 母さんと 祈ります

・・・・戦争の歌だったんだ。知らなかった。
この辺りの事情、詳しくは『出たとこ勝負@ログ』をご覧ください。