深夜の訪問客2011年10月11日

午前5時のことですから正確にいうと早朝です。
目が覚めました。
起きました。
脚がなんだか痛いのに気づきました。
・・・・ちょっと赤くなって腫れてます。
明かりをつけて寝ていた布団をひっくり返してみました。
・・・・いました。
体長3センチ足らずですが、むかで。
「百足」と書いて「むかで」。
私の横には長男みぃ太郎と次女U子が寝ていたのですが、子供が噛まれなくてホントよかった。

さて、ムカデにいなくなってもらってから、仕方ないので風呂へ。
噛まれたところに熱めのシャワー(43℃~45℃くらい。火傷しない程度でなるべく熱い方がいいらしいです)をします。5分くらい。ムカデの毒は基本的に酵素毒(=要はタンパク質)なので、熱で壊れるんです。難しい理屈は分かりませんが、経験的には確かに効きます。実は一週間ほど前も夜中に噛まれたんですが(今年はムカデがよく出ます。前回噛まれた翌朝に妻が噛まれ、その翌晩には長女が噛まれました。)、眠かったのでそのままにしていたら腫れて酷いめにあいました。長女はすぐに熱いシャワーを当てて、何ともありませんでした。妻にいたっては、眠かったそうで私と同じくほぼほったらかしだったんですが、たまたま側にあったマキロン(消毒薬)をつけておいたら何ともなかったとのこと。
 「 ムカデに噛まれたらマキロン効くよ~。 」
だって。

でも、皆さん、これ本気にしないでくださいね。
多分妻は肌が強いんだと思います。多分。


籾殻狂想曲2011年10月12日

今日は仕事を休んで家の畑仕事。
空いているところを耕したり、ジャンボニンニクを植えたり、里芋(石川早生)を掘ったりしました。

昼になって家へ戻るところで精米所のTさんとすれ違いました。すれ違いざま、Tさんが、「お~い、籾殻持ってったや~。」と言います。私もそのつもりだったので渡りに船だったんですが、ちょっと急いでるらしい。見れば、確かにTさんの精米所の籾殻スペースが天井までいっぱいになっています。こりゃはよ取らにゃ入りきらんなると思って、午後からは籾殻をもらうことにしました。

妻と二人で籾殻袋に籾を詰めて、箱バンの荷台に積み、畑の一角へ移す、その繰り返しですが、取っても取っても山が減りません。そうこうしているうちに保育園の迎えの時間になり、次女と長男が帰ってきて、当然「お父さんの手伝いする~。」となって、そこからペースダウン。
「私もやる~。」
「お父さん、袋開いちょって~。」
「長靴に入った~」
わーわーきゃーきゃーわーわーきゃーきゃー・・・・・。
結果、二人とも頭のてっぺんからつま先まで籾殻まみれ。
籾殻の山
二人ともよくお手伝いしてくれました。
ふぅ。

縄文人2011年10月13日

我が家の前には、大家のYさんの栗畑があります。
その東には、田圃を借りているNさんの栗畑があります。
どちらの栗も「拾ったや。」と言ってもらっています。

妻は栗が大好物。
栗を料理するのも大好き。
だから栗拾いも大好き。

キノコ取りに行きつけるとやがてキノコだけが目に入るいわゆる「キノコ目」になりますが、妻の目はさながら「栗目」。その集中力たるや、他の追随を許しません。落ち葉と草の中から栗だけを見分け、即座に虫食いかどうかを見極め、籠に入れていきます。
沢山拾った時はうれしさをこらえきれないと言った風で一人悦に入っています。

多分縄文人ってこんな感じだったんだろうなと思います。

今日は拾った栗で渋皮煮を作っていました。
栗の渋皮煮

こんな風に煮物になって出てくることもあります。
栗の煮付け

  静かな 静かな 里の秋
  お背戸に 木の実の 落ちる夜は
  ああ 母さんと ただ二人
  栗の実 煮てます いろりばた

今になってあれ?この歌こんな歌詞だったっけと思いますが、
続きがあるんですね。

  明るい 明るい 星の空
  鳴き鳴き 夜鴨の 渡る夜は
  ああ 父さんの あの笑顔
  栗の実 食べては 思い出す

  さよなら さよなら 椰子の島
  お舟にゆられて 帰られる
  ああ 父さんよ 御無事でと
  今夜も 母さんと 祈ります

・・・・戦争の歌だったんだ。知らなかった。
この辺りの事情、詳しくは『出たとこ勝負@ログ』をご覧ください。

じょろぐも2011年10月14日

じょろぐもの巣
毎朝露が降りるようになりました。すっかり秋です。庭のじょろぐもの巣にも露がかかって綺麗です。この街にはこの蜘蛛の相撲大会があります。結構盛り上がりますよ。

保育所の敬老会2011年10月15日

今日は次女と長男が通う保育所の敬老会がありました。

園児のお爺ちゃんお婆ちゃんを招待して、園児たちのひょっこりひょうたん島の踊りや、
ひょっこりひょうたん島

今年四万十市の保育所で大ブレイクのラーメン体操などが披露されました。
ラーメン食べたい
他にも、お婆ちゃんたちからの出し物として踊りが披露されたり、肩たたきがあったりして、最後は園児たちの作ったメッセージカードが渡されました。
メッセージカード
                              次女画
メッセージカード
                                 次女画

じいちゃんばあちゃん、いつまでも元気でいてね。  孫一同

四万十ウルトラマラソン2011年10月16日

うろこ雲
今日は四万十ウルトラマラソンの日です。昨夜までの雨もあがり、今日は絶好のマラソン日和。日中は少し暑いくらいだったかもしれません。

四万十ウルトラマラソンは、100キロの部と60キロの部がありますが、今年も10代から80代までのランナーが走ります。100キロの部は朝5時半に蕨岡の出合を出発、堂ヶ森という山を登り四万十町昭和へ。そこから四万十川沿いを四万十市の百笑(これで「どうめき」と読みます)まで下り、最後は県立中村高校のグランドでゴールとなります。確かタイムリミットが19時か19時半だったと思いますが、仕事帰りに中村高校のそばを通ったら、続々とランナーたちが戻ってきていました。その沿道には声援を送る地元の人たち。百笑から中高(中村高校のことを地元では「なかこう」と呼びます)のグランドまではちょっとした坂を越えるんですが、100キロ走ってきた人たちにはこれが辛いらしい。それでも最後の沿道を応援の人がずらっと並んで励ましてくれるので、なんか歩くわけにいかなくて思わず走っちゃうんだとは経験者の談。

それにしても、よくあの100キロを走ろうなんて思うもんだと毎年思います。車で走っても3時間近くかかるちょっとした道です。出場経験者によると、レース後1週間は疲れが抜けず、走ったあとしばらくはアルコールもダメ。肝臓が疲労回復に精一杯でアルコール分解まで手を回してくれないんだそうです。で、皆さん1回でやめるかというとさにあらず。来年も出場するつもりで1年後の宿の予約をして帰るんだとか。それだけ走る人を惹き付ける何かがあるということでしょう。その魅力とは、四万十川沿いを走るコースもさることながら、地元のボランティアスタッフの温かさだとも聞きます。

毎年直前の金曜日の朝刊に出場者一覧が挟み込まれてきます。
今年は確認できた限りで知り合いが3名出場しています。
みんな完走できたでしょうか。

参加者の皆さん、お疲れ様でした。
また来年も四万十へもんてきてくださいね。
スタッフの皆さんも本当にお疲れ様でした。

笑顔の魔法2011年10月17日


四万十市鍋島の夕暮れ

今日の夕方、県道下田線の竹島付近を中村方面に向かって車で走っていた時のこと、対向車が変なところで止まっているのが見えました。黄昏時で見えにくい時間だったんですが、よく見ると小学校中学年くらいの女の子が一人、手を挙げて立っています。後ろにバイクもいなかったので私も止まりました。

女の子は渡り終えると向き直って、深々とお辞儀をしました。
止まった私たちだけでなく、後続の車にも。

まるでACのラジオCMそのままの光景でしたが、ホントに辺りの車の人がみな一瞬で笑顔になりました。まさに笑顔の魔法。
こちらの方がありがとうと言いたくなりました。
きっと周りの車の人もみな同じ気持ちだったと思います。


ここだくすだく2011年10月18日


鍋島の黄昏

四万十も朝晩の冷え込みが大分きつくなってきました。それでも日中はかなり気温が上がるので、体調をくずしている人も多いようです。今のところ我が家には関係ありませんが。

この時期の四万十は、あっちもこっちも鳥だらけ。写真は鍋島の電線に止まった椋鳥の群れ。トンビも何か知らんけど群れてます。水辺には水鳥の群れ。
ムクの群れ
「ここだくすだく鳥の声かも」ってきっとこんな感じ。

四万十町(旧大正町) 麦の穂2011年10月19日


今日は仕事を休んで農作業をするつもりでしたが、午前中は大家のYさんちのおばあちゃんに教わって「イソ」づくり(後日アップします)。

昼からは妻たっての希望で四万十町(旧大正町)の小さなパン屋さん、「麦の穂」へ。
四万十町 麦の穂

四万十町 麦の穂
国道沿いにありますが、注意してないと見落としてしまうくらい小さな可愛らしいお店です。

中はこんな感じ。
四万十町 麦の穂

四万十町 麦の穂
カレーパンにカマンベールチーズの入ったパン、レーズンパン、サツマイモの入ったパン、それに食パンを買って食べました。
どれもやさしい味のパンでおいしかったです。午前10時に開いて、早い時には昼で売り切れてしまうというのも頷けます。

実はこの店、弊ブログにたびたびコメントをくれる四万十boyさんの従姉妹さんがやってる店。ご挨拶もしてきました。

四万十町の小さなパン屋さん「麦の穂」は、窪川から大正方面へ走って、今ホビー館で盛り上がっている打井川の橋を過ぎ、しばらく走って進行方向右側にあります。多分集落は瀬里になるんでしょうかね。日月休み。開店10時です。

四万十へ遊びに来たらぜひ寄ってみて下さいね。

やまぼう 衣装替え2011年10月20日


昨年みんなで作った村のバス停のマスコット、やまぼう。
みなさんに可愛がってもらって、いろんな格好をさせてもらってます。

今回はハロウィン。ここのバス停のやまぼうは、いつもいろんな格好させてもらってます。夏の間は浮き輪をもって泳ぎにいく姿でした。
やまぼう衣替え


やまぼう衣替え
誰がやってるんでしょうか。それにしても可愛らしい。