四万十へ移住ブログ

今年も出ました。道路わきが掘り起こされています。落ちた栗が食べられています。夜中に「ブシュッ、ブシュッ。」というくしゃみのような音がします。ひづめの音も聞こえます。
　この正体はイノシシです。まだ姿こそ見ていませんが、掘り起こされた広さ、鼻息の音から判断して、去年と同じくらいのちびっ子だと思います。だいたい大人のイノシシはさすがに民家の庭先に出没するほど無警戒ではありません。去年出たのは、ちょうどうちの長男と同じくらいの大きさのウリ坊二匹でした。ただ、この場合近くに必ず親がいるのでなめてはいけません。
　イノシシはえさの匂いをその鋭い嗅覚で嗅ぎ分けて見つけます。道路脇を掘るのはミミズを食べるためです。同じようにして山芋を掘り、栗を食べ、そしてマムシを食べます。イノシシが出始めるとマムシをめっきり見かけなくなります。山芋掘りも栗拾いもこうなると競争です。だいたいイノシシに軍配が上がりますけどね。まぁ、同じ地域住民としてうまくやっていくしかないと思います。たまに捕まえて食べちゃう人もいますし、そのお相伴に預かってしまうことももちろんありますけれど。