前に住んでいたところ2009年08月26日

移住前の冬の楽しみ
 先日、以前住んでいたところを訪ねました。夕方で、知った人にも会わずに戻りましたが、妻は懐かしいを連発して感慨深げでした。四万十と違って夏の短いかの地は、もう秋の気配が確実に見て取れる感じで、この時期になると寂しくなったことを思い出しました。冬は氷点下二十度を下回ることもあり、とにかく寒いところですが、その分自然は豊かで、特に春の山菜、晩夏から秋のキノコはよく採れるといった楽しみがありました。「住んでるときは何とも思わなかったけど、離れてしばらくしてみるといいね。」と妻。妻はそういう人です。
 引っ越してたった一年ちょっとですが、二歳の長男はもちろんのこと、長女、次女、ともにほとんど記憶がありませんでした。子供の記憶というのはそういう風に出来ているもんなんだと妙な感心をしました。