いざ、祭りの始まり ― 2009年07月01日

夜明けとともに鮎漁解禁です。昨晩から場所取りしていたところでそれぞれのグループが鮎獲りです。普段は仲のいい集落ですが、この日に限っては、対抗心むき出し、けんか腰です。鮎が居る場所を求めて、村中の人が上へ下への大騒ぎです。Yさんは「目標200!取れるまでは戻らん!」と言ってます。そんなに獲れるろーか。水に入ると、ダッコ(ウエットスーツ)を着ているとはいえ、まだまだ川の水は冷やいです。
(報告)鮎、獲れました。 ― 2009年07月01日

さて、水に潜ってみるといるはいるは、川中鮎だらけです。あれほど釣れなかったのがまったくもって不思議です。どの鮎を捕ろうか目移りするくらい。で、本日の漁獲高ですが・・・・朝五時から午後二時までで、約350匹といったところです。これからいつものメンバーで一杯です。
(報告)鮎で飲みました ― 2009年07月02日

昨日は、いつものメンバーで飲み会でした。場所は隣のNさんの家の倉庫、肴はもちろん鮎です。T夫人が鮎飯を炊いてくれて、これが旨かった。
簡単に作り方を。
材料 ・鮎(大)10匹 ・米 一升 ・醤油、酒、みりん 適宜
① 鮎はエラと内臓を出して軽く塩をして焼く
② ①を水加減した米(調味料が入る分少し減らす)にのせて、炊く
③ 炊きあがったら鮎の身をほぐして混ぜて出来上がり!
醤油はだいたい米一升だと1カップくらいです。好みでゴボウやニンジン等を入れても美味いです。
鮎飯の他にも、もちろん鮎の塩焼きあり、その他数々の季節の料理が並べられ、夕立の激しい雨が時折降りしきる中、いつも通りの宴が繰り広げられたのでありました。
簡単に作り方を。
材料 ・鮎(大)10匹 ・米 一升 ・醤油、酒、みりん 適宜
① 鮎はエラと内臓を出して軽く塩をして焼く
② ①を水加減した米(調味料が入る分少し減らす)にのせて、炊く
③ 炊きあがったら鮎の身をほぐして混ぜて出来上がり!
醤油はだいたい米一升だと1カップくらいです。好みでゴボウやニンジン等を入れても美味いです。
鮎飯の他にも、もちろん鮎の塩焼きあり、その他数々の季節の料理が並べられ、夕立の激しい雨が時折降りしきる中、いつも通りの宴が繰り広げられたのでありました。
物産館 サンリバー四万十 ― 2009年07月03日

用があっておまち(高知の人は市街地のことをこう呼ぶ)へ出たので、7月1日にオープンしたサンリバー四万十へ行ってきました。かつてここには同じ名前の温泉施設があって、四万十詣でをしていた頃はよく入りに来たものでした。土産物、野菜、地の酒、魚介類を扱う店舗に、レストラン、ファーストフード店がいっしょになった施設で、結構人も入っていました。多くの人が来てくれる施設になるといいですね。
名鹿 蛇王神社のお祭りに行ってきました ― 2009年07月04日

今日は名鹿の蛇王神社のお祭りに行ってきました。毎年七月の第一土曜日が祭日です。神事の後、バナナのたたき売り、歌といった芸能の奉納があり、その後もち投げ、中学生以下を対象としたくじ引きなどがありました。くじ引きの景品は、特等が自転車(1台)、一等・CDラジカセ(1台)、2等・扇風機(5台)等々。小さな神社の祭りですが、なかなか賑やかでした。ここの蛇王さんは霊験あらたかで、いろいろ御利益があったことを聞きます。くじ引きでも、結構不思議なことがあって、確か去年は姉弟三人が三台の扇風機をもらっていったと記憶していますし、今年は兄弟で自転車と扇風機が当たっていました。運がそのまま出るような感じがします。
帰りがけにまたサンリバーによってちょっと買い物をしました。スベリエビ400グラムで400円を買って帰宅。焼いたり揚げたりすると旨いエビです。今日はマグロの解体もあったらしく、マグロの切り身が並んでいました。
帰りがけにまたサンリバーによってちょっと買い物をしました。スベリエビ400グラムで400円を買って帰宅。焼いたり揚げたりすると旨いエビです。今日はマグロの解体もあったらしく、マグロの切り身が並んでいました。
いつもの日曜日 ― 2009年07月05日

日曜日です。お町へ出て子供の浮き輪やゴーグルを買い、うどんを食べて、食材を買って帰ってきました。
中村市内には何軒かうどん屋があり、人によってだいたい行くうどん屋が決まっています。駅前の讃岐や(セルフ)が好きという人、得々うどんもチェーン店だけど美味いという人、少し足を伸ばして大方のいろりやまでいく人(この店はかの小泉武夫先生が日本一のうどんと絶賛していたと思います)、いろいろいます。私の場合、駅のそばの目立たないところにあるうどん屋(いつもうどん屋といっているので名前を忘れました。駅を出て北へ徒歩二分くらいの店。)が好きです。土佐人らしい大将で、土曜日などに行くとビールを飲みながらうどんを打っていたりします。店じまいが近づくと酔った勢いもあって、「お客さん、よかったらそば食べん?」とか、「うどんもう少し茹でようか?」といってはご馳走してくれたりします。大将曰く、残すのはもったいないから食べてもらえると有り難い。こっちも食べられるだけ食べて帰ってきます。酔った大将はおもしろいので、子供たちも大喜びです。
帰ってきて夕飯前の頃、電話が鳴りました。この時間にかかってくる電話の内容はだいたい決まっています。「ご飯作った?夕飯食べに来ん?」です。今日の電話はこのところ宴会続きだったので趣向を変えて、「今日もやるけど、あんまりうるさいと悪いけん、来たや。」隣(といっても約150メートル離れた隣というか向かい)のNさんからです。言っていることはよく分かりませんがとにかく行ってご馳走になってきました。今日も鮎飯あり、鮎の塩焼きあり、イカ飯(これも絶品!)あり、イノシシの焼き肉あり、牛焼き肉あり、川エビの唐揚げあり、鰯の刺身あり、メロン、ブドウ、フルーツゼリー・・・とまだまだありますが、毎度のことながら書ききれません。腹がパンチク(注:パンパンに膨れること)になるまでご馳走になって、鮎飯や焼き肉、鮎の塩焼き、川エビの唐揚げなどのお土産までもらって帰ってきました。いつもいつもすみません。ごっちょぉでした。
中村市内には何軒かうどん屋があり、人によってだいたい行くうどん屋が決まっています。駅前の讃岐や(セルフ)が好きという人、得々うどんもチェーン店だけど美味いという人、少し足を伸ばして大方のいろりやまでいく人(この店はかの小泉武夫先生が日本一のうどんと絶賛していたと思います)、いろいろいます。私の場合、駅のそばの目立たないところにあるうどん屋(いつもうどん屋といっているので名前を忘れました。駅を出て北へ徒歩二分くらいの店。)が好きです。土佐人らしい大将で、土曜日などに行くとビールを飲みながらうどんを打っていたりします。店じまいが近づくと酔った勢いもあって、「お客さん、よかったらそば食べん?」とか、「うどんもう少し茹でようか?」といってはご馳走してくれたりします。大将曰く、残すのはもったいないから食べてもらえると有り難い。こっちも食べられるだけ食べて帰ってきます。酔った大将はおもしろいので、子供たちも大喜びです。
帰ってきて夕飯前の頃、電話が鳴りました。この時間にかかってくる電話の内容はだいたい決まっています。「ご飯作った?夕飯食べに来ん?」です。今日の電話はこのところ宴会続きだったので趣向を変えて、「今日もやるけど、あんまりうるさいと悪いけん、来たや。」隣(といっても約150メートル離れた隣というか向かい)のNさんからです。言っていることはよく分かりませんがとにかく行ってご馳走になってきました。今日も鮎飯あり、鮎の塩焼きあり、イカ飯(これも絶品!)あり、イノシシの焼き肉あり、牛焼き肉あり、川エビの唐揚げあり、鰯の刺身あり、メロン、ブドウ、フルーツゼリー・・・とまだまだありますが、毎度のことながら書ききれません。腹がパンチク(注:パンパンに膨れること)になるまでご馳走になって、鮎飯や焼き肉、鮎の塩焼き、川エビの唐揚げなどのお土産までもらって帰ってきました。いつもいつもすみません。ごっちょぉでした。
妻の悩みー畑に何を植えようか? ― 2009年07月06日

晴れたり曇ったりザッと降ってみたり、今日の四万十ははっきりしない天気です。少しだけ梅雨っぽくなってきました。水が増えて川がきれいになってくれるといいのですが・・・。本流筋の人たちはもっと切実に願っていることでしょう。
最近、妻の家庭菜園熱が益々増してきました。妻の口から出る言葉の半分が子供のこと、残りの半分が今度畑で何作ろうかです(ご飯だよ~等の業務連絡を除く)。キャベツ等の葉物はたまに買いますが、そのほかの野菜は基本的に我が家の畑で間に合います。キュウリ、ナス、シシトウ、ピーマンがラッシュです。トマトはいっぱい成っていますが、なかなか赤くなりません。ジャガイモは収穫まであとちょっと、スイカも順調に大きくなっています(フライングして取ってしまわなければ)。トウモロコシも大きくなったし、その後には超大量のサツマイモが控えています。それだけでは面白くないと、今度は果樹類に手を出し始めました。まずは手始めにベリー類です。ブルーベリーからブラックベリー、それからなんとかべりーとかいうのをいくつか買ってきて鉢植えで育てています。キウイも買おうかと考えているようです。スイカはみんな作っているから、来年はメロンにしようと言っています。果物だけでなく、ハーブも植えています。ラベンダー、レモン何とか、バジル等々、まだカモミールやチャイブなんかの種も用意されています。目指せ自給自足!
最近、妻の家庭菜園熱が益々増してきました。妻の口から出る言葉の半分が子供のこと、残りの半分が今度畑で何作ろうかです(ご飯だよ~等の業務連絡を除く)。キャベツ等の葉物はたまに買いますが、そのほかの野菜は基本的に我が家の畑で間に合います。キュウリ、ナス、シシトウ、ピーマンがラッシュです。トマトはいっぱい成っていますが、なかなか赤くなりません。ジャガイモは収穫まであとちょっと、スイカも順調に大きくなっています(フライングして取ってしまわなければ)。トウモロコシも大きくなったし、その後には超大量のサツマイモが控えています。それだけでは面白くないと、今度は果樹類に手を出し始めました。まずは手始めにベリー類です。ブルーベリーからブラックベリー、それからなんとかべりーとかいうのをいくつか買ってきて鉢植えで育てています。キウイも買おうかと考えているようです。スイカはみんな作っているから、来年はメロンにしようと言っています。果物だけでなく、ハーブも植えています。ラベンダー、レモン何とか、バジル等々、まだカモミールやチャイブなんかの種も用意されています。目指せ自給自足!
畑に何者かが! ― 2009年07月07日

今日の午前中、畑から帰ってきた妻が浮かない表情で戻ってきました。聞けば私の畑に何者かが来てトマトを食い散らかしたといいます。イノシシじゃないし、タヌキか?と推測しましたが、犯人が分かりません。疑り深い妻は隣のNさんのうちのテン(猫:割と小型:白黒:♂)まで疑っています。このテン(猫:割と小型:白黒:♂)、ただ者ではありません。しょっちゅううちに出張してはいろいろな生き物を捕らえては食べています。トンボなどの昆虫類、トカゲ、カエル程度はもちろん、コジュケイ(鳥)なんかだって捕まえます。(因みにうちの妻はこの間テンが捕ったコジュケイを奪おうとして失敗しました。)しかしながらいくらなんでも猫はトマト食べないでしょう~。まあとにかく様子をみるべぇやとなったところにYさんが来たので聞いてみると、多分ハクビシンだろうとのこと。「こりゃあ猫獲り仕掛けないかん。」と恐ろしいことを言います。だってそんなことしたら最初に掛かるのは多分テン(猫:割と小型:白黒:♂)ですから。
Yさんは来たついでにいっしょにエビ仕掛けに行こうと言います。もちろんいっしょに行って仕掛けてきました。もののついでに鮎がいないか確かめたところ、何とこじゃんと(訳:大量に)いたんですね、これが。早速甥っ子ののT君に連絡を取ると、T君は仕事中のはずなのに五分ちょいで現場に到着、まるで消防士です。仕事はいいのか?
今日の漁の成果は24匹。七夕ということで、鮎飯、鮎の天ぷらにして食べました。七夕と鮎は何も関係ありませんが。
Yさんは来たついでにいっしょにエビ仕掛けに行こうと言います。もちろんいっしょに行って仕掛けてきました。もののついでに鮎がいないか確かめたところ、何とこじゃんと(訳:大量に)いたんですね、これが。早速甥っ子ののT君に連絡を取ると、T君は仕事中のはずなのに五分ちょいで現場に到着、まるで消防士です。仕事はいいのか?
今日の漁の成果は24匹。七夕ということで、鮎飯、鮎の天ぷらにして食べました。七夕と鮎は何も関係ありませんが。
川をきれいにしたい-たまには真面目に ― 2009年07月08日

私はきれいな川を求めて移住しました。この集落を流れる川は、四万十川水系の中でもかなりきれいですが、村の人に言わせれば水量・水質ともに昔とは比べものにならないそうです。四万十川を旅していた頃、同じような話をたくさん聞きました。昔は川の水をそのまますくって飲んだ、透明度が30メートル以上だった、鮎は竹箒で掃いて獲った、瀬の肩にはびっしりウナギが顔出しとった・・・・枚挙にいとまありません。河の汚れの原因は山の問題から始まり、ライフスタイルの変化、気候変動に至るまで様々で、これといった特効薬はありません。知恵を出し合って一つ一つ出来ることをやって行くのみです。その一つとして、今日は川辺に生えている葦を取り上げたいと思います。
葦類は水の中の窒素・リン等を固定化することで取り除いてくれます。その意味で非常に有り難い植物ですが、枯れると、今度は有機物等が水中に戻され、水質汚濁の原因になります。きれいだった頃の川には、今みられるような葦はほとんど生えていませんでした。理由は主に二つあります。まず一つ目が自然的要因です。度々出る水で砂利に埋まったり流されたりして葦はなかなか成長できませんでした。この裏には戦時中の森林乱伐の影響もあるので自然そのままと一概にはいえませんが、それでも河川の有機物が定期的に取り除かれることで水質が保たれてきたのは確かです。二つ目は、人為的要因です。農耕用に飼われていた牛等の飼料として葦は刈られていました。
かつては川原にほとんどみられなかった葦も、今ではご存じの通り一面にはびこっています。これを定期的に取り除くだけでも、水質はかなり違ってくるはずです。それには葦を有効利用できれば一番なのですが、その方法はまだあまり開発されていません。滋賀県はこの問題の先進地で、コクヨ工業滋賀が中心となって、琵琶湖の葦の有効利用を模索しています(→ http://www.kokuyo-shiga.jp/reeden.aspx)。高知県でも何か出来ないでしょうか。その一つの答えが、タタキを作るときの藁の代わりに使うことではないかと考えます。黒潮町のいろりやさん(→ http://www.iroriya.jp/top )では鰹のたたきを作るのに茅を使っているようですので、試してみる価値はあるかもしれません。もう一つ、ちょっと話がでかくなりますが、水素細菌の餌にして同時にエネルギー問題解決にも一役買うという考え方があります。水素細菌とは水を分解する細菌で、その際酸素だけを体内に取り込み不要になった水素を吐き出すため、エネルギー問題の救世主として注目されている生き物です。人間にとって都合がいいことに、この生き物の餌は生ゴミや枯葉で、ゴミ問題とエネルギー問題を一石二鳥に解決してくれます。おまけに水素ですから、使っても水に戻るだけ。まさに夢のエネルギーサイクルを人間に与えてくれる、すごい奴です。この生き物の餌に葦がなればいいことずくめ。問題はその技術がまだ確立されていないこと。四電さんが先頭切ってやってくれないかなぁ。
葦類は水の中の窒素・リン等を固定化することで取り除いてくれます。その意味で非常に有り難い植物ですが、枯れると、今度は有機物等が水中に戻され、水質汚濁の原因になります。きれいだった頃の川には、今みられるような葦はほとんど生えていませんでした。理由は主に二つあります。まず一つ目が自然的要因です。度々出る水で砂利に埋まったり流されたりして葦はなかなか成長できませんでした。この裏には戦時中の森林乱伐の影響もあるので自然そのままと一概にはいえませんが、それでも河川の有機物が定期的に取り除かれることで水質が保たれてきたのは確かです。二つ目は、人為的要因です。農耕用に飼われていた牛等の飼料として葦は刈られていました。
かつては川原にほとんどみられなかった葦も、今ではご存じの通り一面にはびこっています。これを定期的に取り除くだけでも、水質はかなり違ってくるはずです。それには葦を有効利用できれば一番なのですが、その方法はまだあまり開発されていません。滋賀県はこの問題の先進地で、コクヨ工業滋賀が中心となって、琵琶湖の葦の有効利用を模索しています(→ http://www.kokuyo-shiga.jp/reeden.aspx)。高知県でも何か出来ないでしょうか。その一つの答えが、タタキを作るときの藁の代わりに使うことではないかと考えます。黒潮町のいろりやさん(→ http://www.iroriya.jp/top )では鰹のたたきを作るのに茅を使っているようですので、試してみる価値はあるかもしれません。もう一つ、ちょっと話がでかくなりますが、水素細菌の餌にして同時にエネルギー問題解決にも一役買うという考え方があります。水素細菌とは水を分解する細菌で、その際酸素だけを体内に取り込み不要になった水素を吐き出すため、エネルギー問題の救世主として注目されている生き物です。人間にとって都合がいいことに、この生き物の餌は生ゴミや枯葉で、ゴミ問題とエネルギー問題を一石二鳥に解決してくれます。おまけに水素ですから、使っても水に戻るだけ。まさに夢のエネルギーサイクルを人間に与えてくれる、すごい奴です。この生き物の餌に葦がなればいいことずくめ。問題はその技術がまだ確立されていないこと。四電さんが先頭切ってやってくれないかなぁ。
ウナギ獲れました ― 2009年07月09日

このところまたYさんとエビの仕掛けを浸けに言っています。少し雨が降ったせいか、入るエビが大きくなりました。結構大漁です。おまけにウナギも小さいながら一匹獲れました。Yさんは気合いを入れてエビを餌にウナギ捕りです。「ウナギ獲れたら土曜か日曜にやろうや。」とYさん。えぇ~またですか~?
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