鮎の店 魚富本店 の商品が日本橋高島屋味の名店百選で買えるようになりました2009年08月22日

魚富本店の商品
 東京近辺の皆さんにお知らせします。四万十市の魚富本店の商品が日本橋高島屋で買えるようになりました。何でも味の名店百選で扱われているそうです。
 魚富は全国にファンのいる中村の名店で、今の店主で三代目です。商品そのものが美味いのもさることながら、ここのおんちゃん、おばちゃんの人柄も人気の秘密でしょう。先日店に行った時がたまたま高島屋の担当の部長さんから電話が掛かってきた翌日でした。おばちゃん曰く、「どうせセールスかなんかの電話やと思って、宅急便が来とって急いじょったき、『今宅急便が来てて忙しいき、あとにしてください。』言うて断っとったら、ほんものやった。高島屋の部長さんも、天下の高島屋をつかまえて宅急便で後回しにはあきれたろうねぇ~。」と笑っていました。友人のK(行動派・4/30記事参照)は早速行ってきたようで、写真をメールで送ってきてくれました。鮎の子きくらげ(キクラゲに鮎の卵をまぶした佃煮。しそ風味。おにぎりの具にぴったり。歯ごたえがたまりません。)と鰹の酒盗(鰹の腸の塩から。もちろん日本酒のつまみに最高ですが、大根おろしと一緒にご飯のおかずにしてもうまい。)を買ったそうです。他に四万十海苔(黒)、魚富一番海苔(私はいつもこれを買います。青さ海苔の分量が多く、香りがいい。卵かけご飯によし、お茶漬けによし、青さの代わりに味噌汁やラーメンなどに入れても美味い。)、魚富わさび海苔(冷や奴にのせてビールのお供に。お茶漬けももちろんOK.)が買えるみたいです。
 ここには並んでいませんが、魚富には「ゴリの佃煮」や、焼き鮎等、いいものがまだまだあります。それから、これは本当はあまり知られたくないんですが、うるか(鮎の腸の塩から)があります。他でも作っていないことはないですが、私はここのものをお奨めします。秋口からおんちゃんとおばちゃんが手間暇掛けて仕込む黒うるか(腸のみ・日本酒向け)、白うるか(卵の塩から・焼酎向け)は、一瓶3000円という値段ながら、すぐに売り切れてしまって、なかなか手に入りません。最近は腸が取れる鮎が少なくなってしまっているので、仕込み自体が少ないらしく、幻の逸品になりつつあります。今年は鮎が例年よりいるようなので少しは期待できそうです。地方発送もしていますので、時期が来たら問うてみてもいいかもしれません。

 魚富本店
 高知県四万十市大橋通り3-15
 TEL 0880-35-2554
 FAX 0880ー34-0236