山下一穂さんの高付価値型農業研修に行ってきました② ― 2009年08月18日

四万十市中央公民館で行われた山下一穂さん(山下さんについては http://harehore.net/index.html をご覧ください。有機農業で世界を救う!と本気で叫ぶ熱いおんちゃんです。)の高付価値型農業研修に行ってきました。今日のキーワードは「腐植」です。腐植とは、土壌中で微生物によって有機物などの分解と再合成で作られたもので、土壌固有の暗色無形の高分子化合物、です。有機農業においては健全な土壌作りが最重要課題ですが、その健全な土壌は土の粒(単粒)が結合した団粒構造になっています。団粒構造の土は、小さな隙間に水を蓄え、大きな隙間に空気を通します。これで水持ちがよく、水捌けがよい、農業者に都合よく矛盾した土が出来ます。この際、単粒構造の土を団粒構造の土に纏める糊のような役割をするのが腐植です。続き物のこの講座もまだ2回目、ますます面白くなってきました。
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