パイプ騒動2009年08月03日

折れた栗の木
 家の前にある栗の木の枝が折れてしまいました。風があったわけでもないのにと不思議に思いましたが、どうも虫に喰われているらしいことがわかりました。実もいっぱい付いていたのに残念です。
 今日は朝からYさんと我が家の排水パイプのエアー抜き工事をしました。排水パイプの勾配が緩いのでエアーがつまり、上手く水が抜けなくなったからです。工事といってもパイプの所々に錐で穴を開けるという原始的なもので、それ自体はあっという間に終了しました。ところが、開けた穴から排水が噴水になって噴き出します。どうしたことかとあれこれするうちに午前中が終わってしまいました。
 午後からは、Yさんの水道パイプ布設です。ツガニや手長エビ、鰻を飼っておくためのいけすに入れる水を谷から引っ張るのです。ムラの水路周辺を、ああでもないこうでもないと二人で練り歩いているところへ義弟のHさんが現れ、方針決定。Hさんの家まで来ている谷水を内径16ミリのパイプで引っ張って排水溝の中を這わせ、目的地に持っていくことになりました。排水溝の中を這わせる距離は約80メートル、押し込んだだけではとてもとても通せません。ここからが大騒動でした。まず蓋が上がらない。その排水溝には分厚いコンクリの蓋がしてあるんです。やっとの事で蓋を上げて押し込んでもすぐまた入らなくなる。また蓋を上げる。押し込む。入らなくなる。蓋を上げる。書けばなんてことない作業ですが、蓋が半端なく重い上に目詰まりしていてなかなか動かない。もろくてすぐ割れる。それを両側からこじて上げ、作業し、蓋をして、また別の蓋を上げ・・・・・が延々続きます。集落の真ん中での作業ですから、みんなが何が逃げ込んだと興味津々に集まってきます。魚屋のTさんは店をほったらかしてパイプの先がどこまで行ったか確かめて回っています。近所の子供たちも一緒にここだあそこだと排水溝の穴の中を覗いては教えてくれます。途中からHさんの所の職人さん(Eちゃん)が巻き込まれて三人での作業になり楽になりましたが、大騒動でした。約3時間で作業終了。T鮮魚店の奥でビールをご馳走になって、ついでにヨコとイセギの刺身を買って帰ってきました。明日も続きの作業です。多分。