午前中ほぼ散歩2009年10月10日

通園途中の沈下橋で
 今日の四万十は気持ちの良い秋晴れです。朝、長女と長男を連れて、次女を保育所まで送りにいきました。途中ドングリや栗が落ちているのを拾いながら行くものだから、15分で着けるはずが30分以上掛かってしまいました。次女を送り届けたのが保育所の始まる9時。そこからまたドングリを拾いながらうちまで帰ってきたのが10時半過ぎ。ほんの少しだけ休んで、11時半で終わる保育所へまた迎えに出たのが余裕をみて11時。やはり30分以上掛かって次女を拾い、またまた帰り道ドングリ拾いをして家に戻ったのが12時半過ぎ。途中で会う人会う人に「あんたらずっと歩きゆうねぇ~。」と笑われました。で、パプリカやらぼた餅やらをもらってきました。おしまい。

一日中農業 マルとテンとボスと2009年10月11日

もっと作業したかった
 四万十は昨日に続き気持ちの良い秋晴れです。今日は朝から一日農作業でした。まずは我が家の横の畑を管理機でたたき秋作の準備、昼からは借りている田圃を耕耘機でたたき菜の花を播く準備です。荒く耕耘した後鶏糞を入れ、軽く覆土しました。作業中、車で通る人通る人が停まっては「何作る?」と聞いていきます。この時期に田圃をつついているのが珍しいからでしょう。「緑肥に菜の花を播きます。」というと、「おまんも菜花作るか。ライバルが増えたねや。」と勘違いされます。うちの近所に菜花を作るおんちゃんがいて、その人が去年の地区の飲み会の時に「菜花ばぁ作りよいものはない。なして皆作らんかねぇ。」を連発したものだから、皆がその気になって共同で種を買って作ることになったんだそうです。「いや、うちは採るんじゃなくって緑肥ですから。」と言っても分かってもらえず、何となくうちも出荷することになってしまいました。妻も早その気になっています。せっかく赤木さんに習っているんですから緑肥にしたいんですけどね。まぁ、なるようになるでしょう。
 うちの借りている田圃は隣のNさんの家の横にあります。作業をしていると、Nさんの飼っているテン(雄猫。白黒の雑種。いつも田圃で蛙やバッタ、鳥などを捕まえて食べている。7月7日の記事参照。)とマル(N家の新顔。雄の子猫。アメショー。めちゃめちゃ可愛らしい。ついこの間まで座敷猫だったはず。)がやって来てはじゃれて邪魔をします。仕方なく手を止めて遊んだりするものだからなかなか作業が進みません。田圃に一緒にきた長女は大喜びです。
 と、そこへまた一台の軽トラックが停まりました。遠目にも一発で分かる特徴のあるその車は 酒菜 日代峰 の大将の軽トラです。私が作業しているのを見付けて、「板に付いてきたねゃ。」といって下りてきました。軽トラの荷台には愛犬ボス(大型犬。雄。土佐犬の血が入っていることが確かな顔をした雑種。顔に似合わず飼い主もいまだにワンと鳴く声を聞いたことがないおとなしい犬。)が乗っていました。大将がこの犬をに飼うことになった経緯(ちょっといい話)ついてはいずれ書きたいと思いますが、ボスは飼い主も含め誰もが認める猛犬顔(それも相当の猛犬顔)で、しかも顔と体のバランスが取れていない、一寸見おっかない犬です。そのボスが、長女を見るやいなやリードを振り払って一直線に長女に向かって走り出し、パニックになって逃げる長女の背後から飛びつき、組み敷いてしまいました。長女は大泣きです。どうもボスは子供好きで、姿を見ると追いかけて飛びついてしまうそうです。この犬は捨て犬だったんですが、捨てられる前そうやって遊んでもらっていたんでしょう。ボスの性格を知っている人には何でもないんですが、なにぶんにも顔が顔なだけに普通の人ならまずパニックになること間違いありません。日代峰の大将にこじゃんと叱られて悄げるボスとようやく仲直りした長女は、今日何が一番面白かった?という私の問いに、「ボスと遊んだこと。」と答えました。やれやれ。

やっぱりこうなった2009年10月12日

畝が出来ていた
 昨日のブログで、菜の花緑肥で米を作るはずが、菜の花自体を作って出荷することになりそうだと書きました。その続き。
 今日も良い天気でした。三連休なのに子供たちと大して遊んでないので、今日は農作業はよして海へ釣りに行こうと妻と予定していました。朝から海の支度をしてさて出発というその時、うちの台所から見下ろせるうちの田んぼ(Nさんの家の横)に二人の人がいるのを発見。一人はYさんです。もう一人は遠くて分かりませんが、畝上げの管理機を動かしています。そういえば昨日Yさんが「明日畝上げ機が来る。」と言っていたのを思い出しました。自転車で駆けつけると、Yさんと近所のOさんがうちの田んぼに畝を作っています。どうやらOさんはYさんの畑の畝上げを頼まれていて、ついでにうちの田んぼもということで来てくれたらしいです。おかげであっという間に畝が完成しました。
 ただ質問したり相談したりしたはずが、いつの間にか誰かが解決してくれていることがここではよくあります。今回はYさんに「耕耘機貸してください。」と言ったことが発端で、
Yさん「何するが?」
私  「田圃に菜の花播いて緑肥にしようと思います。」
Yさん「何ぃ~。菜花やるかえ。うちも作るとこやけん、種も肥やしも余
    るけん使ったや。」
私  「いや、種も買いましたし、緑肥なので・・・。」
Yさん「買ったぁ!?。まあ、菜花作ったら奥さん出荷するろう。」
妻  「やります!!!」
Yさん「ほいたら、明日畝上げ機が来るけん、畝作ろうか。」
私  「あの、緑肥だからばらまきでいいんですけど・・・・・。」
Yさん「せっかくつくるんやったら取ったらビール代くらいにはなるで。」
妻  「やります!!!」
よく考えたら今回は妻のせいでした。出荷するような菜の花の種はとても高いんです。私の買った種は緑肥用の油菜1キロ約2700円。対する菜の花の種は数十グラムで同じくらいの値段です。また、ただ相談しただけで次のステップに進んでしまいました。ホントいつもいつもお世話になります。

畝上げの後海へ2009年10月12日

久しぶりに海釣り
 畝上げ騒動の後、アミとアオイソメを買って平野漁港へ行きました。久しぶりに海釣りです。子連れなので本格的にとはいきませんが、お弁当持って家族で海釣りもいいモンです。
 簡単な投げ釣り仕掛けにイソメを付けての第一投、錘が底についてすぐに小さな当たりがあり、上げてみるとノドクサリでした。天ぷらにすると美味い魚です。こいつは幸先良いと思って気をよくして投げ込み続けましたが、結局投げ釣りで釣れたのはあとはフグだけでした。
 子連れの釣りですから、手竿の仕掛けも用意しました。クロサギが釣れたり、アイゴが釣れたり、クサフグが釣れたりで子供は大喜びでした。でも、防波堤はやっぱり気を張っていなくてはならないので、親の方はクタクタです。

やっぱりやっぱりこうなった 我が家の田圃菜花騒動その後2009年10月13日

でっかい夕陽
 今日の午後のこと。妻が台所で洗い物をしていると、うちで借りている田圃にまたまた人影が。もちろん大家のYさんです。遠目からもはっきりと分かります。播種機で菜花の種まきをしているのが。周りには近所のおんちゃんたちがいて、がやがやと賑やかです。午前中姿を見かけなかったのは自分の畑に播種していたからと推測されます。その機械があるうちにうちのも播いちゃろうと思ったんでしょう。そのうちに自分たちで播きますからと言ったんですが、やっぱり播いてくれてしまいました。高い種なのに。かくして我が家はいつものようにYさんにオンブにダッコの農業です。ホントいつもすんません。

私のバイブル 白土三平 『 野外手帳 』2009年10月14日

野外手帳
 近年、カムイ伝が映画化され、田中優子さん(法政大学でしたっけ?)がカムイ伝をテキストに授業をしたりしと、白土三平さんの再評価が盛んです。カムイ伝もカムイ外伝も、確かに現代人にとっては注釈が必要な劇画かもしれません。いろいろな読み方が出来るテキストだと思います。その、白土さんの著書に、『 野外手帳 』1993年10月・小学館ライブラリーという本があります。すばらしい本です。この本でベニテングダケを食べる所があることを初めて知りました。それも自分の地元だったので二重の驚きです。外遊び、殊に外で何かをとって食べるのが好きな人必読の本です。

カツオで腹一杯2009年10月15日

今日も良い天気
 今日は平野でビニールハウスのビニール張りの手伝いに行ってきました。基本的にビニールを側板で留めて、マイカ線で固定しておしまいという作業ですが、頭で分かっているのと実際とではやはり違いました。ビニールの張り具合や、気をつけておかなければいけない部分等、色々と勉強になりました。
 昼には一緒に作業をしたおんちゃんが昨日釣ってきたというカツオを「ホントは昨日じゃなけりゃぁうもうないけん、悪いけんど・・・。」と言いながらその場で料ってご馳走してくれました。どうしてどうして、旨いカツオを昼から腹一杯(まるまる2匹分)いただきました。現在、こちらでは足摺岬の先の大陸棚の所でカツオがよく釣れています。

 カツオ釣りに、高知へ来ませんか。

明後日、四万十ウルトラマラソンです2009年10月16日

竹
 いよいよ四万十ウルトラマラソンが明後日になりました。ランナーの皆さん、完走目指して頑張ってください。( http://www.runnet.co.jp/info/a/2009/shimanto/ )

保育所の敬老会2009年10月17日

龍神太鼓
 今日は保育所の敬老会でした。子供たちの可愛らしい出し物にじいちゃん、ばあちゃんらあは大喜びでした。

マル対シマヘビ2009年10月17日

虹
 今日の午後のこと、菜花を作ることになってしまった畑で作業をしていると、Nさんの家の箱入り息子・マル(アメショー・人懐っこい)がまたまた遊びに来ました。そのマルが田圃を這っていたシマヘビに気がつきました。子猫のマルは動くものなら何にでもじゃれつきます。シマヘビの尻尾に飛びつき、蛇の方も臨戦態勢に入りました。とぐろを巻いて尻尾を振るわせてシャラシャラと音を立てます。シマヘビが尻尾を振って威嚇する音を初めて聞きました。シマヘビは、じゃれつくマルに対して鎌首をもたげて噛みつこうとします。怖いもの知らずのマルですが、何回か試みたところで蛇の気合いに押されてすごすごと引き下がりました。おしまい。