事実と真実2009年10月09日

JR予土線江川崎駅
 最近、このブログに妻の話題を時々書いています。「私はノータッチだから。」といっていたはずが、この頃検閲が厳しくて、9月29日のヅガニの記事では「私は鼻息荒く『ください、是非ください。』なんて言ってない。」だとか、今月7日の台風の準備の記事では「嬉しそうだったのはあんたの方でしょうが!!!」とか、いろいろ抗議が来ます。
 私の学生時代の師匠は、ご自身の著作の中で、弟子との様々なエピソードを数多く残してくださいました。いずれも面白おかしくも馬鹿馬鹿しい話しばかりですが、我々からすれば実際とちょっと(本当はだいぶ)違ってかなり演出というか脚色があります。それについてお師匠さんはこんな言葉を残しました。
 「事実と違うという人もいるかもしれないが、これは真実である。」
至言だと思います。私の書く物は、さすがにそこまで言い切れませんが、柳田國男が遠野物語の序文で言う「自分も亦一字一句をも加減せず感じたるまゝを書きたり。」に倣って私の見たまま感じたままを書いています。嘘はありません。