3月さらだき2012年03月02日


三月さらだき

「2月きさらぎ」の間違いではありません。

「 3月さらだき 」 ー 3月になると、皿の丈の大きさの鮎の稚魚が川を遡ってくるという、この辺りの口伝です。かつてはこの鮎の稚魚の群れが帯になって何キロも何キロも四万十川を上ったといいます。残念ながら、それは昔語りになってしまいました。

私の村に流れる川も、かつては押すな押すなといわんばかりの勢いで鮎が上ってきたとか。ウナギなんかも、そりゃあコジャンといたそうです。そんな光景をもう一度蘇らせられたらなぁ。