だいじょぶやろか2012年02月01日

今日からしばらく、妻が実家へ帰って、いません。義父が手術をするので、そのお見舞いです。大きな手術ではないそうですが、とにかく無事終わってくれることを願ってやみません。

子供たちにとっては、母親がいない夜はこれで二度目。前回は一晩でしたが、今回はそうもいきません。大丈夫やろか。

保育園で先生が、
「みぃ君、お母さんおらんで今晩大丈夫やろか。」
と言ったのを聞いた次女が、
「みぃは多分大丈夫思うけど、私が泣くかもしれん・・・。」
と応えたそうです。ありそうな話。

今のところは、特に問題ありません。長男みぃ太郎が5時半から2時間かけて夕食をとった(時間だけ見ると会席料理並ですが、今日のメニューは肉じゃが・水餃子・漬け物・味噌汁です。肉じゃがは途中まで妻が作っていってくれたもの。餃子は冷凍してあったもの。)こと以外、順調です。
今日のメニュー

子供たち以上に危ぶまれるのが私。妻がいないと眠れないというわけでは、もちろんありません。家事一般を含めて、子供の身の回りのこと全部をこなさないけません。炊事洗濯とうはいいとして、子供を起こして(その前に自分が起きないかんし)、保育園に行く時に何もってくじゃ、連絡帳がどうじゃ、小学校のほうは・・・・、という、子供のことです。

心配だったのか、妻がメモを残していきました。
保育所の持ち物
今日のところはクリアー。
でも、これを毎日こなすのって大変ですね。「やっと分かった?」
と言う声が聞こえてきそうです。けど、ええ経験と思います。

でもね、知っているんです。多分一番大丈夫でないのは妻だということを。私がいないと・・・ということでは、決して決して、ありません。ええ、もちろんそうです。ありえません。妻にとっても子供がいない日が何日も続くのは初めてのこと。すぐに分かりますよ。私は何度も味わってますからね。多分今頃、はや子供がいない変な感じをはや味わっていることでしょう。飯を食っては「なに食べたやろか」と思い、布団に入ったら「ちゃんと寝たやろか」と思い・・・。瓜はめば・・・栗はめば・・・の山上憶良さんの頃から人間って変わらないんですね。今頃になって、万葉集ってすげぇなぁ~って思います。

現在22時30分。子供たち、いつもと変わらずかたまってすやすや寝てます。子供は案外平気なんだよな、これが。

桃太郎読んで!2012年02月02日

みぃ太郎、スケートに挑戦

今日は妻の父の手術がありました。予定より早く無事終わったとのことで、まずは一安心。子供たちもやっぱり心配だったらしく、保育園に迎えに行ったら「おじいちゃんは?」。長女も帰ってくるなり、「おじいちゃんは?」大丈夫、無事終わったよ、といったら安心したようでした。でも、縫ったところが痛いんだってと、余計なことを言ったばかりにそこから次女の矢継ぎ早の質問攻め。
「なんで縫ったのに痛いが?治ったんやないが?」
「どうやって縫うが?糸で縫うが?」
「痛いのに病院に一人置いてきたが?」
・・・・分かってるんだかいないんだか。
お義父さんにはようよくなって退院してもらって、次女の疑問に答えてもらわな、収拾がつきません。

さて、ということで今晩も妻がいません。妻がいない日に限って、子供たちはすごく良い子です。朝もはよから起きてきて、いつもやっと起きてくる時間には朝ご飯も食べ終わって、余裕を持って学校、保育所へ。夕飯もいつもより1時間以上早く終え、お風呂も8時には出て、9時には布団の中へ。長女の宿題?もちろんとっくに終わってます。子供たちなりに緊張しているんでしょうか。それとも、妻がいる時には甘えているんでしょうか。

さて、そんな風呂後ののんびりした時間、なにを思ったか長女は次女にかけ算を教えて過ごしてました。次女もやる気十分。なにもそんなに急がなくてもと思うんですが、そんな二人をよそに私は長男みぃ太郎と絵本を読んで過ごしました。次女と長男は毎週木曜日に保育園から本を借りてきます。いつもなら借りた本を早く読んでとせがまれるので、今日も読んでやろうとしました。ところが、今日に限ってそっちやなくて桃太郎読んでといいます。おかしなこともあるもんだと思いながら繰り返し桃太郎を読みました。

で、やっと分かりました。みぃ太郎が桃太郎にこだわった訳が。


明日は節分。保育園に鬼がやってくる日です。
ここの鬼は丁寧で、事前に2月3日に行くからお前たち待っていろよ、みたいなお手紙をくれます。そのお手紙は、正月明けのある日保育園の遊具か何かのところに置いてあって、それを園児が見つける算段になっています。今年はそれを、次女が見つけてしまいました。てんぼうなくせに恐がりな次女はその日以来不安な日を過ごしています。次女に負けず劣らずビビリの長男も不安だったんでしょう。昨年は保育園行かないと言って駄々をこねたくらいですから。豆も一つ投げるのがやっとでした。でもね、今年は成長しました。桃太郎読んで勇気をもらう作戦に出たわけ。

今日の保育園のおやつはキビ団子だったそうで、
「みぃ、キビ団子食べたけん、強くなったで~。」
みぃ太郎よ、世の中そんなに甘くはないかもしれないけど、
明日頑張ってこい。

おなかが痛いがやもん2012年02月03日

昨日手術を終えた義父は、その後の経過も順調のようです。予定より入院期間も短く済みそうだそうで、何よりです。

さて、今朝の四万十はこの冬一番の寒さ。
四万十この冬一番の寒さ

四万十この冬一番の寒さ

四万十この冬一番の寒さ

四万十この冬一番の寒さ

我が家は谷水・水道、両方とも凍ってしまって、朝米を炊くことすらままならない状態に。仕方ないので妻が焼いていってくれたパンを食べさせて子供たちを送り出すことにしました。

ところが、次女U子が家から出ようとしません。
「おなかが痛いが。」
そういえば昨夜もぽそっとそんなことを言っていました。でも、ついさっきまで元気にテレビ見てたんです。
怪しい・・・。
ホントだったら可哀想だけど、怪しい・・・。

仕方ないので、とりあえず長男みぃ太郎だけ連れて保育園へ。
ホントに腹痛だといけないので、仕事もとりあえず休みをもらうことにしました。
四万十この冬一番の寒さ
桃太郎の気分で頑張るんだぞ、みぃ太郎。

長男を送ってきた後は、次女の様子を見ながら、どうも節分による腹痛であるらしいことを確認して(鬼が来るのが怖くてなった腹痛ですが、嘘ではありません。子供がこういう時は、ホントに痛いんです。決して「いややけん、痛くないに痛い言うがやろう」などと言って無理矢理連れていくようなことをしてはいけません。親子の信頼関係の失われる第一歩です。ちなみに先ほどこのことを妻に電話報告したら、「あたしだったら無理矢理連れてくな。」・・・・・危なかった。)、説得に入りました。こういう時の次女はなかなか一筋縄ではいきません。なだめすかして投降を呼びかけましたが、なかなか埒があきません。仕方がないので、職場から出勤してくれと電話がかかってきた設定で、説得その2スタート。長い長い戦いの始まり。

「今お父さんの仕事の人から電話かかってきて、今日雪でみんな出てこれんけん(うちの車はスタッドレスを履いてるので)、午前中ばあでも出て来てくれんか言われた。」

「じゃぁ、一緒に行って車の中で待ってる。」

「おなか痛い子がそんなことせられんろう。家で一人待ってるか、保育園に行くか、どっちかにしなさい。」

「じゃあYさんちで待ってる。」

「Yさんの車、いま下っていった。」

「じゃあ、Nさんは?」

「Nさんの車も、さっき出て行った。」

「じゃあTさんちにいる。」

「Tさんはおうちにおるけど、仕事やけん、いかん。」

「Yさんならおるかも・・・。」

頼れるご近所さんが徒になりました。
「Yさんも忙しいがやけん、そんなこと、頼んだらいかん。」
普段なら頼むくせに無理を押して言ってみました。
すると、

「おうちで一人待ちよくけん、お父さん、早う帰ってきてよ・・・。」

あくまで保育園に行かない気です。

「けど、一人でおるところに鬼が来てしもうたらどうするが?保育園やったらみんなも先生もおるけど、ここやったら一人やで。福の神さんも来てくれるか、分からんで。」

この辺りから次女は大泣きです。半分パニックになって、私の言葉も耳に入っていない風。ここからトーンダウンして、話の方向を変えました。

「今年の豆まきはどんな作戦立てたが?」

「砦から最初青さんと黄ぃさん(年長と年中)が出て豆投げて、そのあと赤さんと桃さん(年少と未満児)が豆投げるが。」

「(インフルが流行ってるので)昨日もRちゃんとU子しか青さんおらんかったけど、今日もそうやったらどうするが?U子はRちゃん一人にするが?」
Rちゃんは次女の一番の仲良し。何をするにも一緒の子です。
次女の表情が変わりました。もう一押し。

「RちゃんはU子と一緒に豆投げる気で待ちゆう思うぜ~。勇気出してRちゃんと豆投げて来ぃ。勇気出したら、何でもできるで」

駄目押し
「プリキュアで一人が逃げるなんてないろう?」
プリキュアなんて名前を聞いたことしかありませんが言ってみました。

「・・・・・・・保育園行く。けど、お仕事済んだら、迎えに来てよ。」

さらに駄目押し。
「おなか治るお守りにほっカイロ持たせちゃるけん。おなか治らんかったら先生に電話してもらって迎えに行くようにするけん」
ほっカイロを保育園に持っていくのが次女の憧れでした。

こうして朝の大騒動は終わり、次女は無事、豆まきが始まる前に保育園へ行ったのでした。やれやれ。おかっげで一日余計な休みをとってしまいました。まぁ、しかたない。

結局、その後おなかが痛いと一度も言うことがなかった次女は、元気に帰ってきて、興奮気味に今日の鬼のことを話して聞かせてくれました。鬼が礼儀正しく玄関からやって来たこと、髪の毛がちょっと毛糸っぽかったこと、下駄を履いてたこと、金棒が思ったより軟らかそうだったこと、鬼に豆が効かなくて投げる豆が途中で足りんなって、落ちてる豆を拾って投げたこと、危ないところへ福の神さんがやってきて助かったこと、保育園の駐車場に見慣れない軽トラが駐まってたけどそれが福の神さんの車やろうかetcetc・・・・。おなかが痛くなるほど怖かったくせに妙に冷静に観察している辺りが、いかにも次女らしくて笑えました。
桃太郎の力をもらって元気に行った長男みぃ太郎はといえば、保育園からの連絡ノートに「豆まき、鬼に見つかるのが嫌で ひっそりと基地の中で寝そべるようにして隠れていたみぃ君でしたが、「豆投げんと、鬼おらんならんで!」というと、頑張って投げてました(^_^)」と書いてありました。まあ、去年よりは成長したかな。

さて、我が家でも、Yさんにもらった恵方巻を食べて、
恵方巻を食って笑う

豆まきもしました。
みぃ太郎鬼
これはみぃ太郎鬼
U子鬼
次女の作った鬼。

鬼は~外っ。
鬼は外
持っていた豆を部屋一面にぶちまけること二度、今年も我が家の豆まきは無事終わりました。

みぃ太郎ツイート2012年02月04日

長男みぃ太郎が将来なりたいものは時々変わります。
ダンプの運転手だったり、ユンボのオペレーター(みぃ太郎語だとユンボ乗る人)だったり、はたまたカーキャリアの人だったり。

今晩、またなりたいものが変わりました。
「お父さん、みぃ、タベモノさんになりたい。」
「 ? 」
意味が分かりません。いま、「食べ物」って言ったような・・・。
「何になりたい言うた?」
「みぃ、たべものさんになりたい言うた。」
やっぱり食べ物になりたいようです。

保育園の大きなカブの劇でカブ役をやりたいと言ったみぃ太郎ですから、そういうことなのかとも思ったんですが、どうも違います。そこで、
「なし、食べ物になりたいが?食べられてしまうやいか。」
と至極当たり前の質問をしてみると、返ってきたのが
「だって、お腹の中に入ってバイ菌見てみたいがやもん。」

・・・・やっぱり、理解できません。


お帰り2012年02月05日

今晩もTさんの家に招いてもらいました。
夕方T夫人からメール
「今日もいつものメンバーでやりますが、きませんか?」
今晩も飲み会

今晩も飲み会
義父の手術も無事済んで、妻も昨晩帰ってきたということで乾杯してもらいました。相変わらずどの料理も美味かったんですが、私個人的に今日ご紹介したいの が、太刀魚のフライ(上の写真で箸でつまんでいるのがそうなんですが、きれいに写りませんでした)。白身なのに脂がのっていて、ふわふわの身は上品な甘みがあって美味かった。あんな美味いフライは久しぶりです。今、四万十河口付近では太い太刀魚があがっています。刺身でも絶品。唯一の難点は小骨が多いことなんですが、うちのムラの魚屋さんに頼めば綺麗に捌いてくれます。

みぃ太郎、水墨画に挑戦2012年02月06日


みぃ太郎画
最近、うちの長男みぃ太郎は筆ペンで絵を描いて遊んでいます。なんで筆ペンかというと、私の母がみぃ太郎に贈ってよこしたから。先日の長女の誕生日の時に、「筆ほしがってたら・・・」と言って送ってきたんですが、よく聞くと「『みぃ、絵~描く筆が欲しい。』って言ってたから、まさか習字の筆じゃないだろうし、きっと筆ペンのことだと思って・・・。」

多分、みぃ太郎が欲しかったのはフエルトペンか、マジックか、どうせその辺のことでしょう。筆ペンなんて見たことないはずです。それが証拠に、送られてきた長女と次女へのプレゼントのシール帳(今、長女の通う小学校ではなぜかシール交換なる遊びが流行っています。他でも流行ってるんでしょうか?)を見て、自分にもシール帳があると期待に胸膨らませたみぃ太郎、開けて出てきたのが筆ペンだった時の、喜んでいいのか、驚いたのか、本人の中でも整理しきれない感情が渦巻いた複雑な表情・・・。妻は可笑しくて腹を抱えたそうです。

私の母の勘違いから始まった筆ペン騒動ですが、これがケガの功名。みぃ太郎、毎日ごきげんで筆ペン画を描いてます。才能の煌めきがあるかどうかは分かりません。

みぃ太郎の疑問。2012年02月07日

我が家の長男みぃ太郎は、ときどき大人が答えるのに困るようなことを聞きます。よくある、「どうしてお月様はついてくるが?」みたいなやつ。今日の疑問。

「おとうさん、保育園の鉄棒から、うち、見えるがぜぇ。なんでうちから保育園の鉄棒、見えんがぁ?」

どう言ったら分かってもらえるんでしょう?

平野の海

千里眼2012年02月08日

長男みぃ太郎が昨夜からちょっと耳を痛がっていたので医者に連れて行きました。抗生物質を飲むまでもない軽い中耳炎でしたが、一応保育園を休ませました。夕方長女がAちゃんを連れて帰ってきていたので、妻はみぃ太郎を置いて一人で次女を迎えに保育園へ。普通なら連れて迎えに来るはずのみぃ太郎がいないのを見て、そこでの次女U子と妻の会話。

「あれ、みぃは?」
「お姉ちゃんがAちゃんと宿題するって家にいるからおいてきた」
「ふ~ん、宿題するいうて、どうせAちゃんとシール交換してるんやろ。みぃはどうせコタツもぐってテレビ見ちゅうんやろ。」

その何もかも見切っているような口振りに腹を抱えた妻ですが、帰ってきて目にしたのは、コタツにもぐってテレビを見てるみぃ太郎と、出る時は宿題してたはずなのにいつの間にかそれがシール交換になっていた長女とAちゃんの姿・・・。

うちの次女は千里眼かも
U子、すごいぞ。

氷遊び2012年02月09日

今朝の四万十は厳しい冷え込みでした。
家の下の田圃も全面結氷。
氷の朝

次女はさっさと朝食を済ませ、早速下の田圃に遊びに行きました
何か見つけた

お、何か見つけたぞ。
なししてるの

ああ、氷ね。
ほらね
子供は風の子。
寒いのに元気でよろしい。

やってもうた2012年02月10日

我が家は古い家で、土壁なので、電源差し込み口はみな柱に取り付けられてます。居間の差し込み口は座るとぶつかるところにあって、しょっちゅうプラグがゆがんだりして困っています。
いつもあたるのはプラグの方なんですが、今日は勢い余ってその電源差し込み口に座ってしまいました。
結果は下の通り。
壊れた差し込み口

完全に割れてしまった差し込み口
もちろん電気は来てるので危ないことこの上なし。
はよ電気屋さんに来てもらおう。