妻念願の田植え2009年06月14日

イグリをかじる長男
 梅雨入り宣言もどこへやら、四日連続の晴れです。妻念願の田植えをしました。「Mちゃんちへ遊びに行ってくる-。」と家の手伝いもせずに出掛けていった長女を除き、家中総出での作業です。この総出が大変でした。「私もやる-。」と勝手に適当なところに植えてしまう次女と、気がつけば泥を食べている長男とを連れての作業なので、ちっともはかどりません。弱り果てている所へTさん夫妻とYさんの家のおばあちゃんが来てくれて、Tさんは子守り(とカメラマン)をしてくれる、T夫人は田植えを手伝ってくれたり、イグリを取ってきて子供たちに食べさせてくれたりしてくれる、おばあちゃんは苗取りをしてくれる、と言った具合で、皆さんのご協力のおかげでやっと無事田植えが終わりました。ありがとうございました。通りがかる人、通りがかる人が、みな足を止めては眺めていくので、T夫人は「天皇皇后両陛下の御田植えみたいやね。」といっていました。確かにギャラリーは多かった。
 憧れの田植えの感想を妻に聞くと、妻は
 「おお、ことーた(訳:あぁ、体にこたえた=疲れた)。」
と、覚えて間もない幡多弁で答えて転がったまま動かなくなりました。農業の大変さのほんの一部分を体感した午前中でした。