100年以上住所が違っていた話2010年12月02日

12-2 高知新聞
 今日の四万十は午前中はポカポカ日和、午後は一転して集中豪雨の1日でした。農作業する身としては、午後から弱い雨という予報はなんだったんだと愚痴をこぼしたくもなりますが、秋の天気予報は難しいんでしょう。仕方がありません。

 今日の高知新聞に載っていた話で、こちらでは「こらめったざっとしちゅう話やね~。」と話題になっているんですが、町境に暮らす7人の人が、100年以上にわたって間違った住民登録がなされていたことが分かったそうです。場所は中土佐町(旧大野見村)野老野と四万十町(旧窪川町)上秋丸が接する所。ちなみに「野老野」は「ところの」と読みます。本来なら四万十町民のはずが、中土佐町民になっていたのが分かったのが2008年。両町協議の上、住民に事情を説明して、四万十町に住所変更してもらったのが今年5月のことだそうです。ところが、電話の局番変更や銀行口座等諸々の住所変更等住民の生活に不都合があるため、同住民が中土佐町への復帰を望む要望書を両町の提出、両町が協議した結果、生活の実情に合わせて、元通り中土佐町にその土地を編入することになったんだとか。あとは県の議決を待って総務省に認可を求めることになります。この境界変更に伴って四万十町の地方交付金が110万減り、その分中土佐町に入るようになるので揉めそうなところですが、そこは住民の生活第一。よかったよかった。

 それから、昨日書いた落ち鮎漁解禁の漁果ですが、やはり思わしくなかったようです。いい人で10匹程度。四万十の鮎はどうなってしまうんでしょうか。