落ち鮎獲れたろうか2010年12月01日

 今日12月1日は高知県下、落ち鮎漁の解禁日です。四万十川の場合、漁場は赤鉄橋から佐田の沈下橋の間くらいのところですが、以前はそれはそれはものすごい人で賑わったものでした。みんなこの日は休んで漁に行ったほどです。それこそ竿を振るスペースもないほどでした。ところが近年不漁続きとあって、釣り人がぽつぽつとしか見えないのは寂しい限りです。四万十川の風物詩がまた一つなくなってしまったわけですからね。昨日の高知新聞では、今年も四万十川の落ち鮎は期待薄と書かれてましたが、どうだったんでしょう。

100年以上住所が違っていた話2010年12月02日

12-2 高知新聞
 今日の四万十は午前中はポカポカ日和、午後は一転して集中豪雨の1日でした。農作業する身としては、午後から弱い雨という予報はなんだったんだと愚痴をこぼしたくもなりますが、秋の天気予報は難しいんでしょう。仕方がありません。

 今日の高知新聞に載っていた話で、こちらでは「こらめったざっとしちゅう話やね~。」と話題になっているんですが、町境に暮らす7人の人が、100年以上にわたって間違った住民登録がなされていたことが分かったそうです。場所は中土佐町(旧大野見村)野老野と四万十町(旧窪川町)上秋丸が接する所。ちなみに「野老野」は「ところの」と読みます。本来なら四万十町民のはずが、中土佐町民になっていたのが分かったのが2008年。両町協議の上、住民に事情を説明して、四万十町に住所変更してもらったのが今年5月のことだそうです。ところが、電話の局番変更や銀行口座等諸々の住所変更等住民の生活に不都合があるため、同住民が中土佐町への復帰を望む要望書を両町の提出、両町が協議した結果、生活の実情に合わせて、元通り中土佐町にその土地を編入することになったんだとか。あとは県の議決を待って総務省に認可を求めることになります。この境界変更に伴って四万十町の地方交付金が110万減り、その分中土佐町に入るようになるので揉めそうなところですが、そこは住民の生活第一。よかったよかった。

 それから、昨日書いた落ち鮎漁解禁の漁果ですが、やはり思わしくなかったようです。いい人で10匹程度。四万十の鮎はどうなってしまうんでしょうか。

ざまな風2010年12月03日


今日はざまな風の1日でした。ハウスが飛ぶかと思いました。

檜もつらそう。
ざまな風

そんな中、次女と長男の通う保育園は、愛育園(中村の街中にある保育所)まで人形劇を見に行ってきました。面白かったようですが、どんな話なのか次女に聞いても、長男に聞いても要領をつかめませんでした。

ゴロなしに乗りたい2010年12月04日

ゴロなしに乗る練習
「私、ゴロなしに乗りたい!」
先日、5歳の次女が突然言い出しました。自転車の補助輪を外して乗りたいという意味です。やっと今日、その望みをかなえるべく、練習にとりかかりました。ゴロを上げてバランスを悪くして、うちの前の道で特訓です。
 いうほどのこともありません。15分くらいでゴロに頼らずこげるようになりました。身軽な次女はこういうことはやりはじめると早いです。
 明日は片方外して乗らせてみて、いければ両方外してやろうと思います。乞うご期待。

専業主夫2010年12月05日

 今日も寒い朝でした。南国土佐とはいえ布団からでるのが嫌になります。
初氷

よく見ると凍っています。初氷です。
初氷
寒いわけだ。

妻が朝から市P連のスカッシュバレー大会に行ってしまって家にいないので、
市P連 スカッシュ大会
今日は(も)1日専業主夫でした。子供たちに朝食のピザトーストと雑炊を食べさせて、洗濯して、掃除して、家の中の片付けして、布団乾して・・・・で、午前中が終わってしまいました。畑がなんちゃあできんかった。

昼は麺類。長女はうどんづくりに挑戦しました。うどんは長女の大好物。
長女うどんに挑戦

うどんを作る
自分で生まれて初めて作ったうどんに、「すごくおいしい!」と長女は大感激。
よかったよかった。

 午後からはスカッシュの応援をしにお町へみんなで下って、その後はムラのTさんの家でやっていたクリスマス会に子供たちだけ参加、夜は妻がスカッシュのアゲで居ないのでカレーを食べました。
 そんなこんなで次女のゴロなし自転車挑戦はおあずけ。

天空のカボチャ2010年12月06日

長女の通う小学校のグランド脇のネットに、こんなものが。地面から5メートルくらいの高さのところにあります。
天空のカボチャ


天空のカボチャ
寄ってみると立派なカボチャです。すごい根性。校庭の隣にあるMさんの庭からよじ登ってこんな風になっているんですが、Mさんの奧さんは、
「おっこってきたら食べようかね~。」
と言ってます。頑張れ、ど根性カボチャ。

米の受難は続く2010年12月07日

ネズミにやられた
「米がネズミに食われてますよ~。」
大家のYさんが教えてくれました。うちの米は家の隣にあるYさんの倉庫に置かせてもらっているんですが、行ってみると米袋が食いちぎられて籾が散乱しています。イノシシに食われたと思ったら今度はネズミ・・・。打ちのめされた妻は「私知らない!!!」と現場を見ようともしませんでした。でも、あまりに腹が立ったのでしょう、早速お町でねずみ取りを買ってきていました。で、仕掛け(させられ)ました、私が。

やまぼう、サンタになる2010年12月08日

やまぼうサンタ
先日作ったバス停のキャラクター、やまぼうがサンタになっていました。作った中心メンバーは知らないので、誰が着せたんでしょうか。ムラの人がこうやって楽しんでくれるのは嬉しい限りです。

japanese tradition2010年12月09日

 いい悪いの問題は別として、よその国のものを受け入れて消化するのが日本文化の特徴だとよくいいます。クリスマスがそのいい例。キリスト教徒でなくても、12月になるとクリスマスでみんなうかれます。ここ四万十でも、毎年家や庭にイルミネーションの飾り付けをする家があって、道行く人々を楽しませています。

 先日、このムラにも突然イルミネーションが飾り付けられました。
提灯が混ざってるのがご愛敬。
ムラのイルミネーション

でも、なんかおかしくないですか。
ムラのイルミネーション

分かります?
イルミネーション

この写真で分かると思います。その、クリスマスのイルミネーションが飾り付けられたのが、なんとムラの鎮守の神様。神仏混淆もいい所です。
イルミネーション
このイルミネーション、鎮守さんの氏子総代をはじめ、有志で飾り付けたそうです。呼んでくれれば手伝ったのに・・・。

 それにしても大胆な発想。村の鎮守の神様をクリスマスの飾りで飾っちゃってるんですからね。その意味では伝統的日本の風習といえるでしょう。子供を連れてお宮に見に行ったら、飾り付けをした人たちが脇の小屋でアゲをしてました。横にはビールと酎ハイの空き缶の山。恐ろしい人たちです。もちろん
「おう、来たか~。一緒に飲んでけ~。」
と誘われました。「子連れなので。」と断ったら(ちょっとやそっとでは帰してくれなかったけれども)、神様へのお供え物のリンゴとバナナをくれました。

 鎮守の神さん、怒らないかな?

晩秋の景色2010年12月10日

高知県というとあまり紅葉のイメージがないかもしれませんが、もちろん色づく木々もあります。これは隣のNさんの家の紅葉。
紅葉とバラと

よく見るとその下に山茶花が咲いています。
紅葉とバラと

近所の川もすっかり晩秋の気配。
晩秋の川

木蓮の葉っぱも散りました。
木蓮の芽
でも寄ってみると、はや芽ができています。
木蓮の芽
冬来たりなば春遠からじ、か。ちょっと気が早いかな。