送迎狂想曲2010年04月17日

ビッタレ長男、ご機嫌で登園中
 夏で3歳の長男が保育所に通い始めて2週間が経ちました。ビッタレ(幡多弁 訳:弱虫・泣き虫)の長男は毎朝、「保育園行かなぁ~い」とごね続け、妻に無理矢理車に押し込まれ、車からは脇に抱えられて保育所に置かれ、その後はお決まりの涙の別れを演じてきたそうです。長女も次女もこれはなかったのでどう対処していいか分かりません。もっとも妻の姿が見えなくなるや涙は何処へやら、ケロッケロして遊び始めるというくらいのもんです。そんなんですから、「おうちへかえる。」と先生を困らせることもなく、逆にトレーニングパンツを替えてくれた園長先生に「ありがとね。」と言って先生を涙ぐませてみたりと、なかなかの活躍を見せてくれました。でも「保育園行かな~い」は保育所から帰ってきた時点から翌朝まで延々続いたのでした。周りのお母さんからは「その方がいいんよ。最初ご機嫌で途中から『行かない』ってなるとそりゃあ大変なんだから。」と言われ、そんなもんかなと思いつつも憂鬱な朝を妻は迎え続けたわけです。
 ところが今週、妻がちょっとした仕事を頼まれて、私が長男と次女を保育所へ送っていくことになりました。仕方がないので「行くゾ」の予告なしに車に乗せ保育所へ。すると月曜日は雨にもかかわらず、自分で傘を差してすんなり歩き、ご機嫌で「おとうさん、あとで、おむかえ、きてぇね~。」と手を振るではありませんか。話しに聞いていた「行かな~い」は水曜日にほんのちょこっとあっただけ。後は全てご機嫌で「おとうさん、あとで、おむかえ、きてぇね~。」でした。それを話すと妻は首を傾げるばかり。でも、子供ってそういうものですよね。多分また来週からしばらくは「行かなぁ~い」が繰り返されることと思います。