早う言って下さい・・・2010年08月20日

 今日は仕事が遅番で、帰ってきたのが午後8時過ぎでした。と、留守電が2件入っています。いずれも大家のYさんからでしたが、何を言っているのか聞き取れません。掛け直すと、
「何しよった~。鮎あったけん食べさそう思うたに、もう無いぜ~。」
とのこと。心底残念です。遅うまで働くんじゃなかった。「またお願いします・・・。」
と言って電話を切ろうとすると、
「天ぷらあるけん、食べに来たや。」
と言います。時間も時間なので「じゃあ、もらって来て食べます」と言ってY宅へ。

「 今晩は~。 」
「 ご飯はあるがかぇ。 」とYさんの奧さん。
「 無いけどいいです。もらった天ぷらでビール飲んで寝ます。 」
「 ご飯だけはあるけん、食べていったや。おかずは無いぜ~。 」
「 今帰ったばかりで、きたないし臭いけん、もらって帰ります。 」
「 かもうか~。あがったや。 」とY夫妻。
「 いや~・・・・・。 」
「 かもうか~。食べた帰ったや。誰も待ちよらんがやろ。 」
「 誰か居ったら怖いですよね・・・。 」
今日は妻も子供もいないんです。

で、案の定というか予定通りというか結局ご馳走になってきました。おかずは無いといいながら、川エビの入ったかき揚げに、煮節に麦味噌を和えたものまであって、御馳走でした。途中でお婆ちゃんも出てきて
「おかずないろう~。」
いえいえ、十分御馳走です。特にこの麦味噌、お婆ちゃんのお手製ですが、これさえあればご飯はなんぼでも食べられます。ジャコと和えて良し、この時期なら刻んだブシュカン(この辺特産の酢蜜柑。香りが抜群です)とあえて良し。
 ご飯を食べている最中、Yさんの奧さんが、
「 あのよ~、私今度こんなの作ろう思いゆうがやけんど。」
と、地域の特産品作りの話を切り出しました。できたら面白いものですし、多分美味いと思います。完成したらまた報告しますね。Yさんとは深水管理の稲作りについて話したりしてきました。1人の晩飯の予定が、お陰様で賑やかな晩餐になりました。

 帰りがけ、さらにお土産をもらいました。
お土産

 右上は「明日の朝ご飯。」といってもらったレトルトカレーで、下がお婆ちゃんの麦味噌です。左上のもの、何か分かりますか?
蜂の巣
蜜蜂の巣です。ごと口に入れてをしゃぶり、だけ出して食べます(上品な食べ方ではザルにおいて落として食べますが、この方が美味い!)。
体が元気になります。