フラワーフェアリーに会ってきた2010年07月11日

 伊野町の土佐和紙工芸村にあるギャラリーぼたにかで行われている
『フラワーフェアリーとアンティーク絵本の世界』展に行ってきました。

くらうど
   土佐和紙工芸村 くらうど ( http://www.qraud-kochi.jp/ )

ぼたにか
       ギャラリーぼたにか ( http://www.gallery-botanica.com/ ) 

今回の企画は、イギリスの挿絵画家、シシリー・メアリー・バーカーが描いた
「フラワーフェアリー」シリーズの初版本を集めたものです。妻がかつてこの人の絵本を持っていて、すごく好きだったんだそうです。ところがその本は友達に貸したら返ってこなかったとのこと。懐かしがっていました。
フラワーフェアリー
子供たちも大喜びでしたが、美術品を壊さないかと親はヒヤヒヤ。ギャラリーの館主さんもドキドキだったことでしょう。
気疲れしました。

縁のないさぬきうどん2010年07月12日

窪川 さぬきうどん
 縁のある店、ない店ってありますよね。今日ご紹介する窪川・56号線沿いの「さぬきうどん」は、私にとって縁のない店です。行こうとすると休みです。昨日も休みでした。臨時休業だそうです。おまけにこの時期なのに「アイスは故障中」の貼り紙。
 そもそもこの店、キャッチが振るっています。
       「 おいしい天かす 」
・・・大切なのは出汁やうどんだと思うんですが。まあ、それが美味しいのはもちろん、天かすもおいしいよということなんでしょうが、やっぱり何か違う気がします。このキャッチに惹かれて食べに行こうとはするんですが、とにかくなかなか食べられません。縁のない店。

菜の花兄ちゃんと虫見2010年07月13日

 今日は、弊ブログにたびたびコメントをくれる菜の花兄ちゃんと田圃の益虫、害虫、ただの虫(宇根豊氏によると田圃を豊かにするただならぬ虫)の虫見会をしました。
虫見会
虫見板に虫を落として観察。基本的に虫見板に落としてすぐに逃げないような虫は田圃の害虫、早いのは益虫だそうです。


ニカメイチュウ
これはニカメイチュウの幼虫(稲の幹の中に潜り、白枯れさせる害虫)。

ニカメイチュウ
ニカメイチュウのさなぎ。

このほかにもイネツトムシ(イチモンジセセリの幼虫。葉を食べる害虫)、ホソハリカメムシ(稲の実の汁を吸う害虫)や、トビムシ(ただの虫)等々を見ました。

 菜の花兄ちゃんの提唱する菜の花緑肥による有機稲作(詳しくは兄ちゃんのブログ『田圃に遊ぶ・・・』を読んで下さい)では、よほどひどい被害を与える虫(代表的なのがトビイロウンカ)以外は共生を選びます。上のイネツトムシは大発生はありませんから基本的に見るだけ。カメムシ対策は出穂期には畦の草(特に稲科)を刈らないようにします。カメムシは稲科の草なら別に稲でなくとも構わないので、雑草の方の汁を吸って生きてもらうようにです。要するに、収量に反一俵の違いがあるわけでなし、それに目くじら立てて殺しにかからないということと理解します。何しろ兄ちゃんの農業憲法第3条では、「農業生産の場に生息する全ての生き物は、等しく生きる権利を有することを何人たりとも忘れてはならない」とあるくらいですから。
 では、なぜ虫を観察するのか。その一番の理由は、有機稲作をすることであらぬ非難を浴びせられないようにするためです。観察をきちんとしてデータをとっておけば「お前の田圃から害虫が飛んできたから責任とれ」というようないちゃモンに対して「○月○日にこうこうこうでチェックしていますが、私の田圃にはその虫はいませんでした。だから違います。」というような説明ができます。それは結局出る所へ出て決着を付けるというような、後々の代にまでしこりを残す結果に陥らないための大切な知恵です。有機無農薬でやる以上、周りの理解を得られるまでのステップが必要です。虫見にはその意味もあるということです。

 観察会が終わった後は兄ちゃんと昼食。むさ苦しい男ばかりに囲まれて、おまけにアルコール抜き。兄ちゃんにとってはさぞかし「鉛をかむような」昼食だったのではないかと申し訳なく思っています。

どこ行くの?2010年07月14日

亀
 江ノ村の中筋川堤防管理道路をふさいでいた亀です。どこへ行くんでしょう。車が近づいても慌てることもなく、動く気配もなし。轢かれているのかと思って(先日具同の国道56号で轢かれている亀がいました)近づいても動きません。ケガしているのか確かめようと手を伸ばしたらやっと動き出しました。のんきな奴。菜の花兄ちゃんにウミガメを食べて熱を出した話を聞いた直後だったので、同僚のN君が「兄ちゃんの酒の当てに捕まえましょうか。」と悪い冗談を言って笑いました。菜の花兄ちゃんごめんなさい。

四万十、梅雨明け?2010年07月15日

後川
 天気予報では週末に梅雨明けするかもしれないといっていますが、四万十は今日梅雨明けではないでしょうか。地元の人たちによると、南風が吹いたら梅雨明けなんだそうです。今日南風が吹きました。待望の夏到来となるんでしょうか。

はた舎で機織りはいかがですか2010年07月16日

土佐工芸村くらうど はた舎
 先日いった伊野町のくらうどでは、紙漉き体験や機織り体験もできます。写真は機織りができる施設「はた舎(はたや)」です。草木染めも体験できます。見学に行っただけでしたが、館主の山本さんは「遠い所よくおいでくださいました。」といって、子供たちにお菓子をくれました。気さくな人です。妻は改めて体験しに来ますと約束してきました。

土佐和紙工芸村 くらうど     はた舎

●営業時間 /9:00~17:00(要予約)
●定休日 /毎週水曜日(年末年始休館)
テーブルセンター 約20cm/1,400円~(3~40分)
ランチョンマット 約30cm×2枚/3,000円~
マフラー 120cm/6,000円~
草木染め /1,000円~

詳しくは( http://www.qraud-kochi.jp/hataori.html )をどうぞ。

籾殻撒いて草刈って2010年07月17日

四万十梅雨明け
 四万十、梅雨明けです。とはいっても急に降ったり晴れたりの天気の中、雨でできなかった農作業をまとめてやりました。
 雨の後で土はいじれないので、近所の精米所から籾をもらって来て畝に籾殻マルチをしたり、伸びに伸びた草を刈り払ったり程度。
 この精米所、ホント助かります。世の中では籾殻集めの競争があるといいますが、私はまだ体験したことがありません。それどころか収穫期には軽トラで配達してくれるくらいですからね。

今夜は鮎祭り2010年07月18日

四万十今日の河口
 今朝のこと、家から見える隣というか向かいのNさんの家にダッコを着た数人の人影が見えたそうです(私は出勤していていませんでした)。「今夜は鮎祭りだな・・・。」妻は思ったそうです。
 鮎祭りといっても勝手にそう呼んでいるだけで、要する初鮎での宴会のこと。毎年7月1日の漁解禁日にありますが、今年は天候不良で鮎が獲れず、延び延びになっていました。先ほど鮎祭りへのお誘いの℡がありました。もちろん二つ返事で行くことにしました。
 今晩はブログ打てそうもありません。

川で初泳ぎ2010年07月19日

 昨夜の鮎祭りは近所の子供たちも集まって大賑わいでした。
 今日は近所のMさん(長女がうちの長女の一級下、次女三女がうちの次女長男と同級生)から「昼から海か川へ遊びに行かん?」と電話があって、手近な所で近所の川へ。
川遊び
昨日の夕立(けっこう激しく降った)の影響で、いつもより透明度は落ちますが、
子供たちは大喜び。まだ水が少し冷たいのですが、震えながらもなかなか川から上がろうとしません。びったれ長男も今や水遊び大好き。浮き輪に入って箱眼鏡で川の中を見ながら、いつまでもいつまでも遊んでいました。
川遊び

夏祭り と Happy Birthday2010年07月20日

Tさん、お誕生日おめでとうございます
 隣のハウスのTさんからまた新生姜をもらいました。
 仕事から帰ってきて、ちょっと離れた所にある畑を見回りに行く途中、いつも籾殻をもらう精米所のTさんに出くわしました。ちょうどよかったと思って、先日の御礼をかねて「新生姜いりません?」とおすそ分け。
 すると、「君は今日なし(訳:なぜ)おらんかった!!!」
・・・酔ってます。えっころ(訳:すごく)酔ってます。
聞けば今日はムラの神社の夏祭りだったとのこと。すぐに、
「あ、仕事かぁ・・・」
と気づいてくれたものの、気を取り直したように
「そんなもん、休んでお祭りこないかん(訳:休んで祭りの直会でみんなで飲むのがあるべき姿だ)!」
とお叱りの言葉。さらに続けて
「それに、今日はわしの誕生日ぞ~!」と言い出します。

「お誕生日おめでとうございます。誕生日プレゼントといっては何ですが、新生姜どうぞ。」

といったらすごく喜んでくれて、後でお寿司をお返しに持って来てくれました。エビでタイ釣るとはこのことですな。