四万十100キロドライブ2011年05月07日

四万十は降ったり照ったりはっきりしない天気の一日でした。

今朝のこと、妻が、
 「私、ラーメン食べたい!」
と言い出しました。どうも、高知市の天下一品か旧大正町の三谷食堂のラーメンが食べたいらしい。仕方ないので保育所は休んで、出掛けることにしました。もうそれほどのことはないんでしょうが、高知市内はお客さんが結構いるようなので、今回はパス。三谷のラーメンを食べることにしました。

中村と旧大正町はそれほど遠くありません。大正は四万十川の中流域、中村は下流域に当たりますが、四万十川は大きく蛇行しているので、ショートカットすれば近いんです。その道が国道439号線。以前「酷道439号」としてご紹介した、例の道です。雨が降るとしょっちゅう崩れます。途中ガードレールがない崖が続いたりします。道幅はお世辞にも広いとは言えません。対向車と変なところで出くわしたら、待避所までそんな道を何十メートルといわんばぁバックせないけなくなります。この頃聞きませんが、落ちる車もよくあるそうです。落ちても交通量のめっそうに少ない道ですから、見付けてもらえる保証はありません。要するに、通るなら覚悟して通れという道です。

県外から四万十へお越しの皆さん、ナビでも出ますし、地図で見ると近道なので通りたくなるかもしれませんが、439号は決してオススメしません。バイクなら構いませんが、車はなるべくのことなら避けて下さい。遊びに来る知人には、いつもこの道はダメだゾと言うんですが、大概みんな忠告を無視する、そいで我が家に半べそで到着したりします。

まぁ、早いし慣れてるので、私はよく利用しますけれどもね。
国道439杓子峠
写真は大正側のもうかなり下った方。この辺りはまだマシです。ガードレールもカーブミラーもありますし、道幅も広い、カーブもきつくない。そんなところだからこうして写真を撮る余裕もあります。
国道439杓子峠
きつい道ですが、新緑がそりゃあ綺麗でした。
写真で表現し切れていないのが残念。

さて、三谷食堂に着いたら、早速注文。長女は刺身定食。刺身(今日は鰹かはまちで、長女はハマチを選びました)におかず一品(ケースから取る)、ご飯に味噌汁、漬け物で900円。妻・次女・長男でラーメン2つ。私がラーメン定食(ラーメンにご飯とおかず一品)。それにおでん2本(すじと卵・コンニャク)。
三谷食堂 刺身定食

三谷食堂のラーメン
久しぶりの三谷のラーメンに興奮して、カメラが寄りすぎました。
何度でも書きますが、ここのラーメン、美味いです。どんな味かと言われると困るんですが、甘くてやさしい味のするラーメンです。例年ならこの時期に遊びに来る友人 I も大好物。
 
三谷でお腹がくちくなった後は四万十川に沿ってドライブ。三島の沈下橋を渡ってみたり、
三島第二沈下橋

十和の鯉のぼりの渡しに行って見たり。
今は日本全国で見られるようになりましたが、この鯉のぼりの渡し、ここ十和が発祥の地です。

さらに下って、道の駅十和でアイスを食べて、カヌー館の広場でちょっと遊んで、
それだけでは子供たちも退屈なので黒尊へ。
水量はやはり少ないものの、透明度はさすがです。
黒尊川
小魚を救ったりエビを獲ったり、石を投げたりして大喜び。
水はまだチト冷やいです。

最後は中村に出て買い物。ちょうどぐるっと一周した形になりますが、これでだいたい100キロ。