つち(犯土)があけました ― 2011年06月01日
大土・小土(おおづち・こづち) 別名 大犯土・小犯土
日の干支の組み合わせによる選日。庚午~丙子の間の7日間。小土は大土の終わりから1日開けて戊寅~甲申までの7日間を言う。この間は井戸掘り、築堤、築墓、種まきなど、土を動かすこと全般の忌日とされる。

そしたら、それから3日ほどたった日に
「まだ、つちあけとらんかったで~。」
とYさん。
妻はショックを受けてました。
迷信みたいですが、この「犯土」、確かにあると思います。
この辺りでは、犯土に土の中のものを収穫すると持ちが悪いと言います。我が家のニンジンもジャガイモもタマネギもニンニクも、みんなできてるんですが、つちなのでひけませんでした。これでようやく収穫できます。
日の干支の組み合わせによる選日。庚午~丙子の間の7日間。小土は大土の終わりから1日開けて戊寅~甲申までの7日間を言う。この間は井戸掘り、築堤、築墓、種まきなど、土を動かすこと全般の忌日とされる。
(こよみのページより転載)
この時期に切った竹には虫が入りやすいとか、この時期にひいた土のものはすぐダメになると言います。
先日、大家のYさんが「もうつちあけたで。」と言うので、妻はイノシシの柵に使う竹をせっせせっせと切り出しました。
先日、大家のYさんが「もうつちあけたで。」と言うので、妻はイノシシの柵に使う竹をせっせせっせと切り出しました。

そしたら、それから3日ほどたった日に
「まだ、つちあけとらんかったで~。」
とYさん。
妻はショックを受けてました。
迷信みたいですが、この「犯土」、確かにあると思います。
この辺りでは、犯土に土の中のものを収穫すると持ちが悪いと言います。我が家のニンジンもジャガイモもタマネギもニンニクも、みんなできてるんですが、つちなのでひけませんでした。これでようやく収穫できます。
絶品 オボソの刺身 ― 2011年06月02日

今さら言うまでもありませんが、四万十は魚が美味いところです。この時期だと、鰹、モイカ、イサギ、ヒラメ、キスゴ・・・どれをとっても美味いです。その中でちょっと変わった魚をご紹介します。それは、オボソの刺身。脂が乗っていてほんとうまい刺身です。標準和名は「スマ」。この辺りではヒラソウダのことをスマと言いますからややこしいんですが、この魚、確かにヒラソウダに似てます。違いは胸びれの辺りにヤイトのような星があること。ちょっと沖に出ないと釣れないみたいです。なかなか出ないそうですが、酒菜 日代峰では市場にあったら必ず仕入れるそうですので、食べてみたい人は問い合わせしてみて下さい。
酒菜 日代峰 四万十市大橋通り3丁目
電話 0880-34-2658
PM5時より営業
酒菜 日代峰 四万十市大橋通り3丁目
電話 0880-34-2658
PM5時より営業
明日は大家さんのところの田植え ― 2011年06月03日

明日、明後日は大家さんのところの田植えです。田植えもさることながら、そのあとのサナブリ(まぁ、呑み会です)に備えて、こどもたちともども早寝します。おやすみなさい。
大家さんとこの田植え part1 ― 2011年06月04日

大家さんとこの田植え1日目が終わりました。あげ その1も終わりました。たろばぁ飲んできました。明日も田植えの続きです。おやすみなさい。
田植え 第2ラウンド終了 ― 2011年06月05日

苗床を残して、大家さんくの田植えが終了しました。朝からの雨で全身びしょびしょでしたが、なんとか終わってほっと一息。あとは我が家の田圃をやるのみです。午後からは小学校のふれあい参観で、妻と子供たちは学校へ(私は痛む体を休めてました)。地域のお年寄りを招いて、いろんなことを教えてもらったり(今回は竹を削ってお箸を作りました)、この日のために練習してきた劇を見てもらいます。この劇は、後日もっと奥の方の集落に出掛けていって、そこのお年寄りにも見てもらいます。例年のことながら、子供たちの劇、小ネタが散りばめられていて面白かったようです。見られなくってちょっと残念。
我が家の畑 ― 2011年06月06日
例年より10日も早く梅雨入りしてしまったので、根菜類の収穫が間に合いません。ニンジンはこんな状況。品種は向陽2号。これが3畝あります。ちなみに横に咲いてる黄色い花は春菊の花。

仕事から帰ってきて、急いでこれだけ収穫しました。

今日はこれぐらいで帰ろうとしているところへ次女と長男が走ってやって来ました。もう暗くなり始めている時間帯でもあり、ちょっと家から離れたところに借りている畑なので、「ちゃんとお母さんに言うてきた?」と聞くと、「うん、言うてきた。」と次女。

おかしいなと思いながらとりあえずジャガイモを少しだけ収穫。
品種はキタアカリ。

「いっぱいとれてよかったね。」と、ほくほく顔で家に帰ったら、やっぱり勝手に出てきたらしくお母さんから大目玉。やれやれ。

仕事から帰ってきて、急いでこれだけ収穫しました。

今日はこれぐらいで帰ろうとしているところへ次女と長男が走ってやって来ました。もう暗くなり始めている時間帯でもあり、ちょっと家から離れたところに借りている畑なので、「ちゃんとお母さんに言うてきた?」と聞くと、「うん、言うてきた。」と次女。

おかしいなと思いながらとりあえずジャガイモを少しだけ収穫。
品種はキタアカリ。

「いっぱいとれてよかったね。」と、ほくほく顔で家に帰ったら、やっぱり勝手に出てきたらしくお母さんから大目玉。やれやれ。
姉ちゃんが遊びに来た ― 2011年06月07日

妻の姉ちゃんが遊びに来てくれました。昨年見た蛍が印象深かったらしく、今年もこの梅雨時をわざわざ選んでやってきました。でも、その目論見通り我がムラは蛍真っ盛り。あっちでも、こっちでも蛍の舞を見ることができます。今晩はお街で一杯飲って(運転手は私・・・)、そのあと周辺の蛍散策。本流の蛍、今年はどうじゃろか。
蛍狩り ― 2011年06月08日

妻の姉ちゃんの来高の目的、蛍狩りに行きました。雨上がりのこんな夜は、多くのの蛍が乱舞します。あっちでもこっちでも光ってる感じ。住んでいるところからさらに奥の集落にも行ってみました。もちろんそれなりに綺麗だったんですが、なんのことはない、一番すごかったのは近所の沈下橋。圧巻でした。一面が蛍の灯のエメラルドグリーンの点滅で、その幻想的な様に一同圧倒され、それまで早う家に帰りたいとビッタレてた長男すら黙りました。写真、一応とってみましたが、なんにも写ってません。あの蛍をお見せできないのが残念でなりません。絵にも描けない、写真にも写らない美しさ。実際来てみてもらうよりない景色。
昨日はお街で御馳走食べて、帰りがけに蛍を見ながら帰るつもりでしたが、はや一つ下の集落ですら蛍が見られません。蛍って、そんなに特別なものなんですかね?だとしたらこのムラは贅沢させてもらってます。
代掻き その1 ― 2011年06月09日
今日は、せっかく来てくれた妻の姉ちゃんをよそに、田圃の代掻き。姉ちゃんはお気に入りの四万十の紅茶を買いに道の駅十和までドライブ。この紅茶、茶葉を入れたまま置いておいても渋くならないんだとか。
代掻きといっても、そこは棚田ですから、そう簡単に水が入りません。水を入れるところからはじめて、トラクターで周回して、水をまわすところまででほとんど終わりました。1畝まちだけ代掻き終了。明日も休みをもらって続きです。
それはともかく、水をあてている最中に、1枚下の大家さんの田圃でこんなものを見付けました。
代掻きといっても、そこは棚田ですから、そう簡単に水が入りません。水を入れるところからはじめて、トラクターで周回して、水をまわすところまででほとんど終わりました。1畝まちだけ代掻き終了。明日も休みをもらって続きです。
それはともかく、水をあてている最中に、1枚下の大家さんの田圃でこんなものを見付けました。

見えます?

画面中央、分かります?
分かりますよね?
分かりますよね?

こいつです。こっちの標準語で「くちめ」(あっちの標準語で、まむし)。
可哀想ですが子供の危険を考えるとないなってもらうよりありません。
ところが、叩こうにも上の段からでは持っていた棒がみぞくて届きませんでした。そうこうしているうちにクチメは石垣の中に・・・。
それを稲の補植をしていた大家さんに言うと、
「なし捕ってくれんかった~。これからその田圃入らないかんに~。」
だって、棒が届かなかったんだもん。
しばらくたってから、大家さんは意を決して補植に。
またしばらくたってから、
「 棒! さっきの棒! 」
とYさんの声。2本あったので、「どっちにします?」と聞くと、
「 長い方! 長い方ちょうだい!! 」
と言うんで渡しました。
あとで分かったことですが、この棒、短い方でした。
それはともかく、その後はこうなりました。
可哀想ですが子供の危険を考えるとないなってもらうよりありません。
ところが、叩こうにも上の段からでは持っていた棒がみぞくて届きませんでした。そうこうしているうちにクチメは石垣の中に・・・。
それを稲の補植をしていた大家さんに言うと、
「なし捕ってくれんかった~。これからその田圃入らないかんに~。」
だって、棒が届かなかったんだもん。
しばらくたってから、大家さんは意を決して補植に。
またしばらくたってから、
「 棒! さっきの棒! 」
とYさんの声。2本あったので、「どっちにします?」と聞くと、
「 長い方! 長い方ちょうだい!! 」
と言うんで渡しました。
あとで分かったことですが、この棒、短い方でした。
それはともかく、その後はこうなりました。


頭を潰したのにまだ動いてます。

危ないね。
せっかくなのでまだ家にいた姉ちゃんと妻にも見せましたが、二人とも引き気味。そりゃそうですね。
このクチメ、この後はYさんの義母さんのところに行きました。皮を剥いで干しておくと、クチメに喰われた時の特効薬になるんだとか。干した皮を喰われた傷に貼ると治るんだそうです。毒をもって毒を制すとはまさにこのことですな。
そうそう、「毒をもって・・・」といえば、海の毒魚に刺された時、その魚の目玉をすり潰して塗ると治ると聞いたことがあります。幸か不幸かまだ毒魚に刺されたことがないので、真偽のほどは分かりませんが、実際にやって治ったと言う人は三人知っています。
蛇だけに蛇足ですが、やむを得ずクチメを殺す場合は、確実にトドメを刺してくださいね。その強靱な生命力もさることながら、鳴いて仲間を呼ぶと言います。実際、Sさんのお母さんがクチメを叩いた時、お婆さんなのでよう叩き切らんかったところが、クチメが鳴きだして、そこへ仲間と思われるクチメが3匹やって来たことがあったそうです。
夜は近所の人たちと呑み会。
姉ちゃんはみんなに「今度はいつもんて来る?」
と聞かれてました。
そこからの帰り道、今日もまた沈下橋で蛍を眺めて帰ってきました。自慢ですが、このムラの蛍は、そりゃあ~きれいなもんです。圧巻です。姉ちゃんがこのためにやって来るのも分かる気がします。
橋の上から視線を川の方に転じて、川底の石の周辺にライトを当てると、今度は手長エビの目があっちでピカリ、こっちでキラリ。これも綺麗です。
あ~、エビ突きのヤス持ってけばよかった。
せっかくなのでまだ家にいた姉ちゃんと妻にも見せましたが、二人とも引き気味。そりゃそうですね。
このクチメ、この後はYさんの義母さんのところに行きました。皮を剥いで干しておくと、クチメに喰われた時の特効薬になるんだとか。干した皮を喰われた傷に貼ると治るんだそうです。毒をもって毒を制すとはまさにこのことですな。
そうそう、「毒をもって・・・」といえば、海の毒魚に刺された時、その魚の目玉をすり潰して塗ると治ると聞いたことがあります。幸か不幸かまだ毒魚に刺されたことがないので、真偽のほどは分かりませんが、実際にやって治ったと言う人は三人知っています。
蛇だけに蛇足ですが、やむを得ずクチメを殺す場合は、確実にトドメを刺してくださいね。その強靱な生命力もさることながら、鳴いて仲間を呼ぶと言います。実際、Sさんのお母さんがクチメを叩いた時、お婆さんなのでよう叩き切らんかったところが、クチメが鳴きだして、そこへ仲間と思われるクチメが3匹やって来たことがあったそうです。
夜は近所の人たちと呑み会。
姉ちゃんはみんなに「今度はいつもんて来る?」
と聞かれてました。
そこからの帰り道、今日もまた沈下橋で蛍を眺めて帰ってきました。自慢ですが、このムラの蛍は、そりゃあ~きれいなもんです。圧巻です。姉ちゃんがこのためにやって来るのも分かる気がします。
橋の上から視線を川の方に転じて、川底の石の周辺にライトを当てると、今度は手長エビの目があっちでピカリ、こっちでキラリ。これも綺麗です。
あ~、エビ突きのヤス持ってけばよかった。
今日も代掻き ― 2011年06月10日

今日も代掻き。
雨の中代掻き。
・・・疲れました。
雨の中代掻き。
・・・疲れました。
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