木馬道探検隊2012年12月18日

行ってきました。木馬道。
木馬道とはかつて「木馬」と呼ぶ橇に炭(すみません、木材と以前書きましたが、炭でした。訂正します。)を乗せて引っ張り出した炭の輸送路です。可能ならばこれを日帰りウォーキングのコースにしちゃおうとみんなで目論んでいます。

今日集まったのは7名(+レトリバー1匹)。これで遭難したら七人ミサキ(プラスワン)だねって言いながら歩きました。

案内役は猟師のOさん
「この山で迷ったら笑われるぞ。降りたらどうやったって里。」

道自体は古いんですが、まだかなり残っています。

ここは一昨年、あたりの木を皆伐したところ。
山の中の別天地、我がムラが一望できます。

さて、こんな道をさらに進んで



イノシシのぬた場を見たり、

エビフライを見たりしました。
↑このエビフライですが、リスやネズミが松ぼっくりを食べた残りです。
それから、先導のOさんの仕掛けている罠をいくつか見学させてもらいました。

そんなこんなで、ご機嫌で歩いているうちにだんだん道が崩れやすく歩きにくくなってきて、

そうこうするうちに時雨れそうな空模様になって

道もこんなんになりました。
え?どこが道かって?

よ~く見てください。真ん中に道がありますよ。
で、ここからしばらくは藪の中を道なき道(先導役のOさんには見えている)をあるきました。歩くことばかりに気を取られ、一番ひどいところに写真は残念ながらありません。ここはもう一度一人で行けと言われても分かるかどうか自信がありません。

で、急にこんな林道に出ました。2年ほど前にできた新しい林道です。ここまで素人が見たら分からない道を案内してくれたOさんが、ここへ出たとたん「この道、知らんがやけん・・・・」
そんなモンなんですね。
こんな林道ができると、古い道は分かりにくくなってしまいます。それでも何とか前の道を探し出して、それを通って下の集落へ。約10キロ、所要時間5時間の探検でした。
後半部はすぐにウォーキングコースにするのは難しいと思いますが、前半2時間の部分は、ちょっと手を入れればすぐにでもコースができます。
またまた面白くなってきましたよ。