カンタロウの群れ2012年11月29日

溝をさらっていて、溜まった落ち葉の中から大量のかんたろうミミズが出てきました。いちいち数えませんでしたが、40匹近くはいたと思います。場所はしまんとがわも河口に近い深木地区。
このミミズ、標準和名はシーボルトミミズ。未だに生態が不明な部分が多いミミズです。寿命が2年で、2年ごとに全個体が一斉に卵から孵化し、一斉に死亡するという全く世代の重ならない生活を送っていることは分かっているらしいです。確かに今日出てきた個体はすべてが子供、未成熟な個体でした(ちなみに成熟個体、未成熟個体の判別はいわゆる「はちまき」があるかないかで簡単にできます。あるのが大人、ないのが子供です)。ところが、足摺岬や大月町で行われた調査では成熟個体が決まって偶数年(西暦)に発見されているそうで、お隣の町とこの町の発生年がずれているのもまた不思議。

コメント

_ 四万十boy ― 2012年11月30日 07時56分

こりゃまた懐かしい!(^^)! 子供の頃、ウナギを捕る時のエサに使ってましたね。 道沿いの溝を掘ると沢山いましたが、いつの頃からか急に減ってしまいました。なんで かんたろう って呼ばれるのか、今でも不思議ですが…。

_ kawatarou ― 2012年11月30日 17時56分

四万十boyさん、こんばんは。毎度です。
ウナギ(と、多分イノシシも)の餌としては、カンタロウは最高ですよね。名前の由来は分かってないみたいですが、私は盗人仲間の隠語で刃物のことをカンタロウというのと関係があるんじゃないかと考えています。確証はありませんけれども。

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