鳴き声 ― 2012年04月26日
この季節、四万十は様々な生き物の鳴き声に包まれます。
日中は鶯やツバメをはじめとした鳥の鳴き声。コゲラやヤマセミの仲間のけたたましい鳴き声もよく聞きます。もう少ししたら郭公や時鳥が鳴き出すでしょう。
朝夕は河鹿蛙の声。いつ聴いてもいい声ですね。あの顔つきからは想像できない。
夜になって勢いを増すのが様々な種類のカエルの声。
四万十川流域は、カエルの種類の多さも日本有数だそうです。
冬場はイノシシの鼻息や鹿の妻呼ぶ声が聞こえて来て作物が心配になりますが、この季節はなんだか分からない獣が鳴きながらよく歩いています。なんと言っていいか、「げゅぇうわっっ」って声。文字にすると鷺の声みたいですが、違います。明らかに地を這ってます。狐ではありません。狸か、ハクビシンか何かでしょうか。
不明な鳴き声と言えば、昔の人は亀が鳴くものと思っていました。それも月夜に鳴くらしい。スッポンも「スポン」という鳴き声から名付けられたとすら言っていたりします。「亀鳴く」で春の季語にもなっています。
亀鳴くや 燈心草の 田の朧 葛堂
亀の鳴く 朧は雨と なりにけり 野村喜舟
日中は鶯やツバメをはじめとした鳥の鳴き声。コゲラやヤマセミの仲間のけたたましい鳴き声もよく聞きます。もう少ししたら郭公や時鳥が鳴き出すでしょう。
朝夕は河鹿蛙の声。いつ聴いてもいい声ですね。あの顔つきからは想像できない。
夜になって勢いを増すのが様々な種類のカエルの声。
四万十川流域は、カエルの種類の多さも日本有数だそうです。
冬場はイノシシの鼻息や鹿の妻呼ぶ声が聞こえて来て作物が心配になりますが、この季節はなんだか分からない獣が鳴きながらよく歩いています。なんと言っていいか、「げゅぇうわっっ」って声。文字にすると鷺の声みたいですが、違います。明らかに地を這ってます。狐ではありません。狸か、ハクビシンか何かでしょうか。
不明な鳴き声と言えば、昔の人は亀が鳴くものと思っていました。それも月夜に鳴くらしい。スッポンも「スポン」という鳴き声から名付けられたとすら言っていたりします。「亀鳴く」で春の季語にもなっています。
亀鳴くや 燈心草の 田の朧 葛堂
亀の鳴く 朧は雨と なりにけり 野村喜舟
あの鳴き声、亀じゃないよなぁ・・・。

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