四万十川上空に不思議な光が・・・2010年02月04日

今日の夕方のこと、一日の作業を終えて西の空を見上げると、こんな光が見えました。(画面をクリックすると拡大表示されます)
不思議な光
見えるでしょうか。写真の真ん中にスペクトルの帯が見えます。よく見ると、普通の虹とは色の並びが逆で、内側から赤→紫になっています。その光をズームしたものが次の写真です。
四万十上空の不思議な光2
もう少しズームで。
四万十上空の不思議な光3
これが噂に聞く瑞雲というものか?と思い喜びましたが、『平凡社版 気象の事典』(浅井富雄他監修・1999年平凡社)で調べてみると、残念ながら違うようです。
 この光はその特徴からどうも「暈(かさ)」の一種、「内暈」らしく、おまけにそれほど珍しいものではない(~出現する頻度の最も多いのは〈内暈〉で~中略~東京の長年の観測結果では、1年間に日の暈の見えた回数は平均57回になっているから、そんなに珍しい現象ではない~ 以上、上記事典P141「暈」の項)とまで説明がありました。良いことの前触れかと思ったんですが、残念です。