アカザ(エビ捕り結果報告2)2009年05月20日

アカザ
 仕掛けに入るのはエビだけではありません。いろいろなものが入ります。そのなかから、まずは危ないものを一つ。 川魚にはあまり危険なものはいませんが、これはその数少ないアブナイ魚で、アカザと言います。鰭に鋭いとげがあって、刺されるとそれは痛いと言います。幸いというか残念ながらというか、まだ刺されていないので自分の言葉で表せないのがもどかしいところです。私の田舎の方ではその危なさから、サソリと呼ばれていました。この魚が居るということはまだ水質が保たれているということですが、危なくて迂闊につかみ取りもできません。ところがこの魚、食べてみると美味しいらしい。故・宮崎弥太郎さんの『仁淀川漁師秘伝』(聞き書き:かくまつとむ・小学館)には、仁淀川の支流桐見川ではこの魚を蒲焼きにして食べることが書かれています。今度試してみようかな。

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