宴のあと・・・2009年05月31日

去年蝮にあった竹藪
昨夜の食事(飲み会)は、持ち寄ったビール(とみんなが呼ぶ発泡酒)をすべて飲み尽くし、梅酒、それからだばだ火振り(大正町無手無冠酒造の栗焼酎・美味)までが注がれて、それらをすべて飲み干して終わりました。子供たちは大はしゃぎ、大人たちも大はしゃぎのいつもの晩餐でした。  妻は、先日夜ぶきに連れて行ってもらった奥様方と夜ぶきのユニフォームを作ると言って騒いでいます。背中には「ヨブキーズ」のロゴ、下はスコートだそうです。何を考えているのやら。  二人とも飲んでしまったので、帰りは徒歩です。皆さんがもう明かりを持って行かないかーんと言うので、明かりを借りて。途中の沢で蛍を眺め、道々照らしながら行くと、カエルがゲコリ。続いてカタツムリがノソリ。お次は泥・・・?いや、動物の糞?と妻が思ったそれは、明かりに照らされて、ゆっくりと細長く形を変え動き出しました。蛇です。それも、よりによってマムシです。みなが明かりを持って行けと言ったのはこのためでした。他のはかまんけんど、この蛇だけは気い付けないかんと子供たちにしっかり教えました。マムシを初めて見る子供たちは、恐る恐る観察しています。  元々私たちの住んでいる家は、クチメ(マムシ)が多いことで集落でも名高い家です。最初の頃、あそこはクチメの巣やけんと口々に言われました。実際私は4回遭遇し、うち一回は捕獲し、子供だったので殺すに忍びず逃がして、なぜ殺さなんだとみなに怒られました。そのマムシも天敵のイノシシが出始めた秋口からはまるで姿を見かけませんでしたが、元気に生き延びている奴もいました。良かったような、複雑な心境です。ただ、やっぱり子供は気い付けとかないけませんね。