正体判明 イカタケの話 ― 2012年05月04日
昨日アップした正体不明の物体。

bicさんに」コメントをいただいて判明しました。
「 イカタケ 」だそうです。
早速ちょっと調べてみました。
まずは 山と渓谷社『 日本のきのこ 』
イカタケ
A.araghnoidea Fisch
イカタケ族。幼菌は球形で白色。径1~1.5㎝、マット状菌糸より根状菌糸束を出して発生する。熟すると裂開し、白い腕を6~16
本直立させて柄を伸ばす。腕はやがて放射水平に広がり、先端は鞭状、内部を単一の管状空室が貫く。グレバは腕基部の皿状部につき粘液化して黒褐色、強い腐肉臭を放つ。初夏~秋の二度、もみがら、わら、おがくずなどに群生する。まれな菌である。
「 まれな菌 」だそうです。
ものすごく臭って、私が「グリス」と書いたあれは、どうやら「グレバ」というらしい。腐肉臭とありましたが、確かにその通り。ほんま臭かった。ちなみに、高知新聞社の『四国のキノコ』には、学名について解説があって、
烏賊茸。Aseroe(イカタケ族)は「吐き気をもよおす」という意味のギリシャ語aserosに由来。araghnoideaは、「(動物の)クモ(のような形をした)」の意味。
とあります。「吐き気を催す」匂い,たしかに。
キノコ採りが好きなのでかなりキノコの本はあるんですが、イカタケが載っていたのはこの2冊のみ。当然といえば当然ながら、キノコ狩りのための本には全く触れられてない。稀な上にまずあの悪臭では食べようなんて人いませんもんね。他にも色々な本で調べましたが、まず載ってない。小学館の万有大百科にもなし。同じく小学館の日本国語大辞典にもない。確かに珍しいキノコのようです。
もうこうなると詳しくはWikipediaですね。コメントバックに書いた探偵ナイトスクープのイカタケはYouTubeにもアップされています。
では、せっかくですから、私の畑に生えたイカタケをもう一度ご覧ください。
本直立させて柄を伸ばす。腕はやがて放射水平に広がり、先端は鞭状、内部を単一の管状空室が貫く。グレバは腕基部の皿状部につき粘液化して黒褐色、強い腐肉臭を放つ。初夏~秋の二度、もみがら、わら、おがくずなどに群生する。まれな菌である。
「 まれな菌 」だそうです。
ものすごく臭って、私が「グリス」と書いたあれは、どうやら「グレバ」というらしい。腐肉臭とありましたが、確かにその通り。ほんま臭かった。ちなみに、高知新聞社の『四国のキノコ』には、学名について解説があって、
烏賊茸。Aseroe(イカタケ族)は「吐き気をもよおす」という意味のギリシャ語aserosに由来。araghnoideaは、「(動物の)クモ(のような形をした)」の意味。
とあります。「吐き気を催す」匂い,たしかに。
キノコ採りが好きなのでかなりキノコの本はあるんですが、イカタケが載っていたのはこの2冊のみ。当然といえば当然ながら、キノコ狩りのための本には全く触れられてない。稀な上にまずあの悪臭では食べようなんて人いませんもんね。他にも色々な本で調べましたが、まず載ってない。小学館の万有大百科にもなし。同じく小学館の日本国語大辞典にもない。確かに珍しいキノコのようです。
もうこうなると詳しくはWikipediaですね。コメントバックに書いた探偵ナイトスクープのイカタケはYouTubeにもアップされています。
では、せっかくですから、私の畑に生えたイカタケをもう一度ご覧ください。

イカタケ

イカタケ

イカタケアップ。
そして今日のイカタケ。
そして今日のイカタケ。

もう溶けてなくなっていました。
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