なつこい猫2011年07月07日

うちが借りている田圃は4枚、1枚は隣のNさんの家の横にあります。
この田がとにかく草が生えたので、毎日行っては少しずつ手取りしています。
ここで草取りをしていると、必ずNさんちのマル(アメリカンショートヘアー:♂)が絡んできます。

いつまでもついてきて、私が田圃に入ってしまうとしばらく周りで蛙なんかを追っかけて遊びます。それに飽きると畦から鳴いて、なでてくれと催促します。
可愛い奴。でも仕事になりません。

今日は七夕。一つ二つ七夕の歌でも取り上げようかと思って八代集を繙きましたが、あまり見るべき歌はありませんね。どれもこれも「年に一度」だの、「別れが惜しいだろう」だの、そんな感じの型にはまった歌ばかり。
でも、さすがに新古今和歌になると、すこしばかり新たな試みを見せています。

 袖ひちて 我が手にむすぶ 水の面に あまつ星合の 空を見るかな
~袖を濡らしてすくった手のひらの水の面に、天の七夕の星を見たよ~

手のひらの中の宇宙。ちょっとロマンチックですね。


7月7日 今日の稲株
7/7 今日の稲株