四万十 ちい散歩 鍋島のアオサ海苔養殖2011年01月19日

鍋島 アオサ海苔養殖

鍋島 アオサ海苔養殖

鍋島 アオサ海苔養殖

鍋島 アオサ海苔養殖
この時期、四万十川の河口付近ではアオサ海苔の養殖が盛んです。写真にある緑色のものがアオサ海苔です。アオサ海苔と青海苔の区別がつかない人がいるかもしれませんが、青海苔は汽水域の石に付く水草で、焼きそばとかお好み焼きとかにかけて食べるアレです。他にはあぶって食べたり、餅に搗き込んだり等。それから 酒菜 日代峰で食べられる天ぷら。絶品です。青海苔は基本的に汽水域なら全国どこにでも生えるんですが、日光が必要なため、透明度がないと生えません。四万十川が一時90%のシェアを誇ったの理由は、広い汽水域と透明度にあったんですが、その青海苔がずっと不漁続き。昨日から漁が始まったそうですが(例年より1ヶ月おくれ)、今年もあまりよくないようです。砂州がなくなって塩分濃度が変わったからではないかとも言われてますが、それなら前より上流のどこかでは取れるはずで、やはり原因は他にあるんでしょう。かたやアオサは養殖可能なので取れます。こちらはお吸い物にしたり、酢の物にしたり、うどんやラーメンに入れて食べたりします。美味いです。四万十川名物の魚富の川海苔の佃煮もこちらで作ります。炊きたてのご飯に生卵とこの海苔の佃煮があれば朝から三杯飯軽くいけます。