四万十 三里に眠る遺跡の話 その2 ― 2010年08月02日
四万十川河口から遡ること約7キロの三里にかつて貿易港があったことまで書きました。「え~、ホントかよ?」というのがおおかたの反応だと思います。でも、証拠があるんです。



鍋島焼き=古伊万里です。本当のところは中島誠之介先生にでも見てもらわないと分かりませんが、こんなのがなんぼでもあります。他にも、青磁・白磁や朝鮮半島系の焼き物の破片も出てきます。ところが、これ、田圃で出てくるんです。トラクターにたたかれて、破片ばかり。ごく稀に原形をとどめたものが掘り出されることもあるとか。今までに、伊万里のコップや弥生時代のものと思われる高坏チョウナ等々が出土していますが、それらは発掘した人が持っていったきりだそうです。
これだけいろいろ出てくるのですから、本格的に掘ったらよさそうなものですが、なぜかそれがそうならない。その辺のお話はまた次回・・・。
つづく
コメント
_ nohohoon ― 2010年08月03日 07時25分
凄い!!初耳です!続きが楽しみです(*^^)vわくわくします~
_ kawatarou ― 2010年08月03日 18時21分
nohohoonさん、こんにちは。確かご実家近くでしたよね。ホントに何もない田圃の中ですから、案内してくれる人がいないと分からないんですが。
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