稲刈り狂想曲2009年09月22日

我が家の稲刈り
 今日は我が家の田んぼ(借り物)の稲刈りです。Yさんが朝からやって来て「田んぼ行くで-。」と行った時は、まだ子供たちは朝食の真っ最中。後ろでY夫人も「雨降りそうやけん、はよ刈ろうよ-。」と言っています。とりあえず私だけいって刈り始めましたが、一昨日作っておいた稲木が弱くて、稲をかけたらもろくも崩れてしまいました。Y夫人は大笑い。「なせカメラもっちょらん?」なせ言われても、忘れて置いてきたのだから仕方ありません。だいたい一番せかしたのがY夫人ですから。
 とそこへ連休で帰ってきていたYさんの長男のK君まで登場。さらにはYさんの家のおばあちゃんまでやって来ました。もはやどこの家の稲刈りか分かりません。そんな状況をよそに子供たちはのんびりお握りを齧り、妻はといえば洗濯物を干すのに専念しています。一昨日の運動会の筋肉痛をこらえつつ手伝ってくれているK君に、「すまんねぇ。」と詫びると、「いや、久々で帰って楽しいっすよ。」といってくれます。ん?久しぶり?ーーー聞けば稲刈りは六年ぶりとのことです。とんでもないことに巻き込んでしまった・・・。
 作業も七割方終わった頃、ようやく妻と子供たち登場。子供たちは稲刈り鎌で稲刈り初体験。妻はバインダーでの稲刈り初体験です。あ、私もバインダー初めてでした。今ではあまり見られなくなったハザかけに、通る人通る人が声をかけていきます。狭い田んぼに我が家の五人とYさんの家の四人、計九人。隣の田んぼのおんちゃんが、「稲束の数ばぁ人間がおるやいか。」と笑って行きます。しばらくしてその奥さんも同じことを言って自分処の稲刈りに行きました。
 そんなこんなで作業が終了したのが昼前、あとで御礼にとYさんの家にビールを持って行った妻は、ヅガニ五杯をゲットしてもんてきました。これでは何をしにいったのか分かりません。